一日中雨。現在午後の11時過ぎ。ネットのお天気サイトによると我が家近辺の気温は17度となっているが、体感ははるかに低い。久しぶりに家の中で靴下を履いている。夜も更けてからは、たぶん2週間ぶりくらいでフリースを着た。もうしまってもいいだろうとアクロンで洗濯しておいたのだけれど。まあ、そういうマーフィーの法則的なことはよくあります。ところで、昨日の日記で「7月までには何とか地デジ対応テレビを購入しようと思っている──」と書いたら、何人かの方々から「テレビを買い換えなくとも、地デジ対応のチューナーか、対応HDDプレーヤー等を買えばいいんですよ」とのお便りを頂戴した。
エート、すみません、言葉足らずでした。我が家の場合、J:COMというケーブルTVなので、7月になったら観られなくなってしまうというわけではないんですね、料金コースさえ変更すれば、自動的にチューナーは変えてくれるのだと思う(たぶん)。ただ、今のTVは1998年製ソニー・トリニトロン28型という年代物なので、そろそろ新しいものにした方が良いのではないか、いつ映らなくなってもおかしくはないぞ、と常々思っているのです。それにしても、僕はAVライターという職業柄、おそらく今までに5、6台のVHSデッキにDVDプレーヤー、LDプレーヤーを使って来ましたが、この手の家電にはアタリとスカがありますね。すぐ壊れるもの、しぶとく動いてくれるものとまあ色々。
そんな中でこのテレビはアタリもアタリ、大当たりに違いない。まず、13年経ち、本体スイッチやヘッドホンジャックがほとんど機能しなくなった今でも、リモコン操作なら何の問題もなく動くし、だいいちブラウン管が健在である。これはもうアレですね、眼もほとんど見えなくなって一日中寝ているご長寿ネコだが、飼い主が手を出すと健気にジャレてくれるようなものと申しますか。しかも、それだけじゃない。実は8年前の2003年、一度画面の片隅が赤く変色したかと思うと、次第に暗くなり、遂には映らなくなってしまったことがあった。そこで出張修理を頼んだのでありますが、ただその時、偶然ソニーのTVでは
リコール的なことがあって、我が家の機種もその対象商品に入っていた。
朝日新聞にそのお知らせが出ていたのを、オレは目ざとくみつけていたね(笑)。それはコンデンサーの不良であって、直接の関係は無かったのだが、「あのー、これもタダで良いよね?」と修理の人にダメもとで言ってみると、「本当はダメなんですけど、不良機種であることは間違いないので、サービスしますよ」とのこと。無料で直して貰ったのである。それからもう8年である。その時に聞いたのだが、ブラウン管の耐用年数というのは、一応10年と言われているが、使用頻度によっては5年くらいの場合もあると。僕の場合は職業柄、さらに異常なテレビ好きということで、もっと酷使していることは間違いない。
そう考えてみると、実に頑張ってくれている頼もしいヤツなんであります。せっかくの地デジ電波をアナログのブラウン管で観るのもなあ・・・などと考えてもいたのですが。ふむ、買い換えるなんて言わないで、「オヤブン、もうダメです、限界です」と言い出すまで使ってみようかなと思いました。