今日も訃報を聞いた。お会いしたことはなかったが、勝手に、とても近いところにいる人だと思っていた。この日記や『追想特急〜lostbound express』を読んでくださっている方ならどなたのことかわかるだろう。いつか会える、というよりも近い将来当然のように会って「やあ、初めまして」と言えると思い込んでいた。
彼のブログには彼の文章と彼の生き方を愛した多くの方々からとてもたくさんのコメントが寄せられている。そんな方々の声を前にして、僕が今書けることは何もない。さっきアマゾンドットコムで4日前に出版された小説を注文した。それを読み終わってから、僕に書けることあれば書く。こんな夜は何を書いても嘘くさく思えてしまうからこのへんでやめる。
最後にふと、村上春樹さんの小説の中でいちばん大好きなフレーズを何故が思い出したので書きとめておきます。
“彼女のリクエストをかける。エルヴィス・プレスリーの「グッド・ラック・チャーム」。この曲が終わったら1時間50分、またいつもみたいな犬の漫才師に戻る。”
今この時、深い悲みの中にいる皆さんに、また笑顔で送れる日々が早く来ますようお祈りしています。