此処2週間ほど休みなくかなり根を詰めて仕事をしたので、ガツンと疲労が来る。ジョガーにしか判らない感覚だと思うけれど、こういう時はまず走る。ゆっくり、いつもより短めに。ランニングの指南書などを紐解いても、「フルマラソンの翌日は、いつもより温かめのウェアを着てゆっくり走りましょう」とある。シドニー五輪の時高橋尚子選手が、金メダルを取った翌日にも関わらず早朝よりジョギングしていたのを、憶えている方も多いと思う。というわけで、曇り空の下を102分。
そして、寝る。眠るにも体力が要ると言うが、そう、オジサンは若い人のように長い時間続けて眠れません。昨夜も寝たのは3時近かったが、やはり7時前には眼が覚めた。なのでjogから戻り、お風呂に入ってこの日記をアップしてから、また寝る。1時間ほどで起き出し、昼ご飯を食べて、さらに昼寝。おあつらえ向きに、午後からは雨になる。ぽつりぽつりと鳴る雨音を聞きながら微睡むと、疲れが水になって流れ出ていくようだ。恵みの雨である。
脈略のない夢を幾つも、見る。それもまた、脳内にある澱のような疲労を洗い流してくれているようだ。何故か元猿岩石の有吉くんが登場し、僕が部屋の高いところに置いてある何かを取ろうと苦労していると、「ああ、いいですよ、トーラさん。疲れているんでしょ、ボクがやりますから」と代わりに取ってくれる。「ああ、良い人なんだ。この人は普段毒舌ばかり言ってるけれど、本当は良い人なんだよなあ」なんて思い、また眠る。というわけで女子フィギュアのフリーは、リアルタイムで観られなかった。真央ちゃんも安藤美姫選手も残念でしたね。