昨夜は2時半に寝たのに、4時45分に眼が覚めてしまう。もう一度寝ようかと思ったものの、そのまま起き出す。イレギュラーの仕事が押しているので、この2日間で連載を急いで片付けた。そのせいでテンションが上がり過ぎ、眠りが浅いのだ。デザインを4ページに原稿を小さなコラムを合わせて6本ほど。普段なら倍の4日はかかる。「何だよ、出来るじゃん」「普段もそうしてろよ」と自分に言ってみる。ストレッチをして、お風呂に入ると夜が明けている。久しぶりにjog。梅が白赤共に満開。梅に似た、黄色い花の
サンシュユ(ミズキ科だそうです)も咲き始めた。これらがすべて散ると、いよいよ桜の季節となる。
オリンピック、こちらもいよいよ女子フィギュアのショート・プログラム。人気の競技なので、リアルタイムで観られなくても、TV局は何度もVTRを流してくれる。キム・ヨナ選手がリンクに現れた時、後ろ姿、特にその背中からスラリと伸びる脚の神々しいほどの美しさに驚く。「仕上げて来てるなー」という感じ。結果論だが、真央ちゃんは5点近い差をつけられた。僕は常々、スポーツとは最高峰になれば素人にもその凄さが判るものだと思っている。サッカーのルールを知らない人でも、W杯のプレーには感動してしまうし、普段野球を観ない人でも、ワールドシリーズには興奮出来る。
キム・ヨナ嬢の肢体の美しさに感動するのを、オジサンのヤラし〜い視線と思ってくれてもイイです(涙)。エロスとはそういうものだ。何かを突き詰めた人の肉体には、他者を強く突き動かす力がある。それはスポーツ選手に限らず、女優さん、ファッション・モデル、一部のミュージシャンといったパフォーマーも同じだ。男子のフィギュア選手の身体に、胸がキュンとしてしまった女性も多いはず。高橋大輔選手は、普段8%まで絞っている体脂肪率を、今回5%まで追い込んだそうだ。その3%を削り取る練習量は、フィギュア・スケートをまったく知らない人にも伝わる。努力には、人の心を動かす力がある。