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一昨日の日記で村上龍さんの処女作『限りなく透明に近いブルー』にチラリと触れたら、島根県のFさんより以下のメールを頂戴致しました。本来ならお返事差し上げなければなりませんが、エートですね、トーラミキ、現在〆切でかなりテンパッテおります。そこでFさん、すみません、日記のネタにさせて頂きお返事にかえさせてください。で、そのお便りはこんな感じ。
「いつも読ませてもらっています。教えて頂きたいことがあるのです。映画『限りなく透明に近いブルー』中の後半で、リュウの家でヨシヤマがケイに再交際を迫っている時のBGMが知りたいのです。ケイがレコードでかけたやつです。いろいろ聞いたりしましたが、私との年代が違ったりして、わかりませんでした。鼻歌検索でもだめでした。(中略)無理なさらず、もしよければ教えてください。よろしくお願いいたします。島根県・F」 映画『限りなく透明に近いブルー』は小説発表3年後の1979年、原作者・村上龍自身が監督して制作された、僕も大好きな映画であります。以前この日記にも書いたっけ? と思い検索してみたら05年の4月14日。いやはやずいぶん昔だ。そこにも書いた通り、この作品の音楽は舞台となった1970年代初頭のヒット曲が使用されている。しかし原盤を使うと著作権料が天文学的数字になってしまうので、すべて日本のミュージシャンによるカヴァーがこの映画のため新たに録音された。そして、このメンバーが今見ると本当にすごい。以下の通り。 01: 青白い夕焼け(INTRO.) / 春日博文 02: GROOVIN'/ 山下達郎(F.Cavaliere, E.Brigati) 03: (WHAT A) WONDERFUL WORLD / 小椋佳(S.Cooke, H.Alpert, L.Adler) 04: 青白い夕焼け("リュウ"のテーマ)/ カルメン・マキ(村上龍, 春日博文) 05: HOMEWARD BOUND / 井上陽水(P.Simon) 06: QUEEN OF EASTERN BLUES/アレックス・イーズリー(村上龍, 赤塚敏治, 訳詩: L.Hennrick) 07: CLOUDY / 井上陽水(P.Simon) 08: DAYDREAM/ 有山淳司(J.Sebastian) 09: WHEN A MAN LOVES A WOMAN / 上田正樹( C.Lewis, A.Wright) 10: YOU DIDN'T HAVE TO BE A NICE/瀬川洋(J.Sebastian, S.Boone) 11: LOVE ME TENDER /小椋佳 (E.Presley, V.Matson) もう少し説明しておくと、山下達郎の「GROOVIN'」はヤング・ラスカルズのカヴァー。小椋佳の「(WHAT A) WONDERFUL WORLD」はサム・クック、「LOVE ME TENDER」は言わずと知れたエルヴィス・プレスリー。井上陽水は2曲ともサイモン&ガーファンクル、上田正樹のはパーシー・スレッジの名曲。ベット・ミドラーも映画『ローズ』の中で熱唱していましたね。で、有山淳司、元GSダイナマイツの瀬川洋の2曲がシブイ。ジョン・セバスチャン率いるラヴィン・スプーンフル。 この映画は未だDVD化されておらず、僕の手元にあるのはなんとベータマックス。だから観ることが出来ません(涙)。オリジナル・シナリオが収録されている対談集『真昼の映像・真夜中の言葉』は持っているのだが、残念ながらBGMまで書き込んでなかった! ただ、僕の記憶によれば、山下達郎「GROOVIN'」は、オープニングの印象的な飛行機とクレジット・タイトルのシーンだからまず違う。陽水の「HOMEWARD BOUND」はリュウとリリィのメスカリン・ドライブの幻想的なシーンだった気がする。04と06はオリジナル楽曲なので当然違う。となると、自ずと正解は見えてくるのではないでしょうか? ちなみに僕の手元にあるオリジナル・サウンドトラックCDのライナーには、〈「DAYDREAM」有山淳司はこの映画のために録音されたものですが、劇中では使われておりません。また、映画に使用されアルバムに収録されていない「Honky Tonk Women」「You Really Got Me」は佐々木忠平(MENTANPIN)です。佐々木氏の御好意に感謝します」とある。「Honky Tonk Women」は言わずと知れたザ・ローリング・ストーンズの大ヒット曲。「You Really Got Me」は、ヴァン・ヘイレンのカヴァーでもお馴染みのキンクスの代表曲ですね。 というワケで上の曲目リスト、けっこうYouTubeにありましたのでめぼしいものはリンクしておきました。Fさんは参考になさってみてください。曲名が判れば検索出来ると思います。またこの映画を未見の方、特にオリジナルの「青白い夕焼け("リュウ"のテーマ)」カルメン・マキ&OZと、「QUEEN OF EASTERN BLUES」アレックス・イーズリーは聴きモノであります。ぜひぜひ──と、〆切でテンパッテいると言いつつYouTubeをぐりぐりしているうちにスゴイものを見つけてしまった! RCサクセションの「男が女を愛する時〈WHEN A MAN LOVES A WOMAN 〉」、それも清志郎さんと金子マリさんのデュエットだあ。泣きそ、いや、ちょっと泣いた・・・(涙)。
by tohramiki
| 2010-01-26 00:44
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