朝起きてまずすることが、窓を開けて外の風を入れる──という季節になった。西向きの寝室の窓を約5センチほど開き、反対側、東側の仕事場、iMacG4の横の窓も開く。洗濯機も夜寝る前に廻すようになった。次にするのがベランダにその洗濯物を干す。これがもう本当に気持ちが良くて幸せだ。茶粥の昼食をとってからジムへ。公園の入口、桜の樹がアーチになっている通りに出ると、アスファルトに、数日前のでは無かった木漏れ陽が出来ている。毎年のことだけど、この花と入れ替わるように吹き出す新緑、その伸び方の早さに驚く。
いつものように帰りにはスーパーへ寄る。昨年末幾つかの仕事を失い、その後色んな方々の御好意によりおかげさまで増えつつはあるのだが、それでもまだ財政的には赤字だし、そもそもギャラが入って来るのは早くて4ヶ月後。というワケで最近は地下食料品売り場で値引き商品を探すのがマイブームであります。セコくてすみませんね(涙)。でもコレが、やってみると意外に楽しいのです。お刺身なんかは夕方が安くなるわけだが、お肉はこの午前中の遅い時間が狙い目。日付の古いものに割引シールが貼られる。本日は元々安売りしてた「若鶏もも肉一枚」257g249円也が、さらに倍率ドン! じゃなかった、「レジにて半額」。やでうでしやと購入。コチラは明日のお昼、チキンソテーにいたします。
まあ、そこまでは良かったんだが、久しぶりにガーリック・ソースで食べようと野菜売り場へ。何故久しぶりなのか──というと、大蒜、高くね?(雨上がり決死隊・宮迫くんの真似で)。僕の行く西友だと中国産の丸々した大玉が三つで100円。それに比べ、今日買った青森産はひとまわり、と言いたいとこだが二回り近く小さいのが一個で198円。コレは高い。単純に考えて6倍以上だ。安全性云々以上に国産の方が味も香りの数段良いのは判っているが、それでも高過ぎと思うのは僕だけだろうか。
いくら中国が安い人件費と広大な土地を使い、大量に生産しているからと言って、果たして此処までの差って出るものだろうか? 日本の農業、特に流通やJAとかの存在に、何か構造的な問題があるような気がして、だからと言って味の落ちる中国産で妥協するのは嫌だから皆買わない。国産大蒜さらに高くなる、インディアン嘘つかない──という構図があるような気がしてならないのだけれど。