7時起床。朝いちはんでジムへ、取材の録音データを聴きながら向かう。快晴、陽射しが強い。このところ、昼と朝夕の寒暖の差が激しい。なので、少し寒かったが、正午には22度まで上がるというので、Gジャンを羽織らずタンクトップだけで向かう。昨日、部屋着を長袖にするのかまだ半袖のままで良いのか迷う、というようなことを書いたけれど、何気なく去年の今頃の日記を読み返すと、「昼間は半袖で過ごし、夜になると長袖に着替える」などと書いてある。こうして毎日日記をアップするようになってつくづく思うのだけれど、人間というのは──って、僕だけかもしれないけれど──季節ごとにほとんど同じパターンで生活しているんだなあ、と何度も気づかされる。
ジムから戻って昼食。これもきっと去年の今頃同じことを書いていると思うけれど、鰤の照り焼きに牡蠣のみそ汁。ちょっと前まで夏の定番のような茄子のみそ汁を作っていたというのに、一週間ほど前に「何となく魚介類的なみそ汁にしたいな」と思いつつスーパーで買い物中、「そうか、牡蠣があるじゃないか?」と思い付いた。そして、もう一品海のものを何か入れたいなという気になっていたら、同じ棚に「ボイルホタテ貝(加熱用・解凍)」というのを発見。直系1.5センチくらいの小さなホタテが20個くらい入っていて265円。コレを購入。
作り方牡蠣を軽く水洗いして鍋にかけ、一煮立ちさせてアクをとってから味噌を溶く。そこに豆腐をサイの目切りにして、ホタテと共に投入。もう一度火をかけ、沸騰する直前に日本酒をドボドボとちょっと多めに入れ、食べる直前に白葱を散らす。ホタテを加えたのは正解でした。僕の場合みそ汁は大きめの片手鍋に4、5日ぶん作っておくのだけれど、初日は牡蠣の香りがして、2日、3日と経つにつれてホタテの風味と味が増してくる。何というか、幾つもの味を楽しめる感じ。夜になって、やはり少し寒くなったのでTシャツを長袖に着替える。フリースとかではない、何かもう少し薄手の上着のようなものを持っていれば良いのだけれど無いので仕方ない。でもたぶん、今まで買わずに過ごして来たということは、この曖昧な季節は短くて、すぐに寒くなるんだろうな。