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6時半起床。今朝も雨。東京は今日でなんと、4週間連続で週の始まりが雨なのだそうだ。「雨の日と月曜はいつだって私の気持ちを暗くする──」とカレン・カーペンターは唄ったけれど、それだけじゃないのだよ。僕の暮らすこの地域では月曜は資源ゴミの日。しかし雨の日は衣類、紙、段ボールといった濡れると資源にならないものは回収してくれないのだよ。押し入れの整理をして、不要な衣類をいつでも捨てられるようにレジ袋6つぶんにまとめたのがそのちょうど4週間前なのだよ、未だにそのレジ袋6つは押し入れに突っ込んだまま、要するに少しも整理されていないのだよ、困るのだよ。だよだよ、だよん。
ところでゴミと言えばRDF(Refuse Derived Fuel)というものがある。これはゴミを乾燥圧縮して固形燃料にするというもので、90年代に安全、煙が出ない、ダイオキシンが減らせる、輸送が簡単、保存可能という夢のような謳い文句で宣伝され、国が補助金を出し地方に製造説を作るよう推進したものだ。しかし莫大な予算を投じて作られた各地の事業所は、現在コスト面で折り合いがつかないことからほとんどが稼働中止、もしくは動いていても大赤字なんだそうだ。何故赤字なのかというと、例えばゴミを砕く刃のついた大きなローラーみたいなのが一個約400万円で、当初の予定では数年間は使えるという目論みだったのが、実際にやってみると刃が欠けて2、3ヶ月で交換しなきゃならない。何故かというと「思ったよりゴミが硬かったから」だって。おいおい(涙)。 そんでもってさらに出来たRDFというヤツも、製造コストの割りに粗悪で誰も買おうとせず、さらに安全というのは大嘘で、実は製造段階で科学物質が出て、建物の周りでは大量のハエが死んじゃったんだって。じゃあこの作ったRDFを今どうしてるかっていうと、関東から山口の方までわざわざ船で輸送して、そこの焼却施設で燃やしているんだとか。つまり最初から燃やせば良いものをわざと高い金使って燃料にして、それを輸送費使って燃やしているワケです。もうひとつオマケに付け加えると、これを燃やすのにも莫大な金がかかるらしい。 エート、ですね。コレ、僕らの商売に例えると、出版社から高い経費貰って取材したはいいが「うーん、やっぱ書けなかったんだよね」と言ってギャラだけ頂戴し、他のライターに「悪りぃけどオレの代わりに書いてよ」と頼み、その人にまた多額の取材費を与え、当初の二倍ギャラを出して書いて貰うようなものです。さらに言えば雑誌や本のような出版物は、それでも売れてペイすれば良いのだが、RDFは売れないしゴミだって幾ら燃やしたって儲からない。社会保険庁の問題もそうだけど、こういうのってきっと氷山の一角で、この国のあらゆる所でこの手の無駄使いが行われてるんだろう。しかもほとんどが責任を取ってない。現にこのRDFの問題でも、例の省庁再編で当時の責任者の所在は曖昧になり、管轄すら環境省なのか経済産業省の資源エネルギー庁なのか判らないとか。 で、何が言いたいのかというと、こういう状況の中でさえ、与謝野とか谷垣とかいう自民党の代議士は「消費税を上げる」と言ってるんである。こういうエセ・リアリストどもには本当に腹が立つ。彼らはしたり顔でこう言うのだ。「国民の皆さまはそうおっしゃいますが、では問いたい。財源はどうされるのですか?」と。知るかっ(怒)、そうやって役人に好き勝手させ、長年税金の無駄遣いをさせて来たのは自民党だ。女房を質に入れるなり私財をなげうつなりして補填してくれ。それが嫌ならインチキ木っ端役人どもを逮捕して強制労働させて稼がせろ。死なない程度の飯だけ食わせてトヨタやホンダの下請け工場で重労働させれば、中国福建省辺りの労働力よりコストを抑えられるだろう。そうすれば日本の製造業も今より躍進する。 小沢一郎はマニフェストで「高速道路を無料化する」と言ったそうだ。これもまた夢のような話で俄には信じられないのだが、もし実現したらたいしたことになる。インターネットがどんなに発達し、世界の情報が瞬時に伝わるようになっても、人と物だけは何かに載せて移動させねばならない。僕は21世紀は物流が経済の鍵を握ると思っている。道路や鉄道といったインフラが今より安いコストでスムーズに動けば、動脈硬化を起こした人間の体内に血が流れ元気になるように、この国は地方まで隅々活性化する。もちろん前段でさんざん書いたように、夢のような話には胡散臭い役人がたかって来る可能性はある。でも、税金取ることだけを考えているエセ・リアリストよりはまだマシかもしれない。
by tohramiki
| 2008-10-06 13:29
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