8時起床。台風一過の秋晴れの中、122分走る。戻ってお風呂に入りメール・チェック、簡単な昼食をとり、「よし、晴れたし今日こそ散らかった部屋を片付けまくるぞ」と決意。まずは長い間押し入れに放置していた燃えないゴミ──発泡スチロールだとか保冷剤、それと出版社から送られてくる雑誌に付属したDVDなんかを捨て、続いては衣類の整理。これも、もうボロボロで着られないもの、もう二度と着る可能性の無い服などを捨てないといけないのだが、毎回本当に苦手です。ひとつひとつを手に取り、「ああ、コレはジムに通い始めた頃気に入って毎回着て行ったTシャツだあ」とか、「このトレーナー着てよくみャ太とぎしゅを抱っこしてやったなあ」とか。「このジャージはあの頃付き合ってた子とご飯を食べに行く途中で衝動買いしたんだ」などと想い出すともう捨てられない(涙)。
それでも何とか絞り込み、リビングに三つほどの衣類の山が出来た。仕事を終えた深夜、焼酎の水割りを手にそれらをスーパーの透明レジ袋に詰めていく。「ま、捨てると言ってもコレは資源ゴミなんだからサ、焼かれて無くなってしまうワケじゃなく再生されるんだから」なんて言いつつ自分を納得させる。しかし、気が付くとそのひとつを手に取り、「んー、でもなあ・・・」なんて考え込んでいる。結局寝る前に2枚のTシャツに1本のスエットパンツが敗者復活で勝ち上がり、寝室のチェストへと舞い戻っていった。