7時起床。天気予報がさんざん言っていたように窓の外は真っ白だ。こりぁ走れないなあと思い二度寝する(おいおい)。1時間半ほどウトウトして起き出してもまだ降っている。今年は雪が多い。そう言えば大晦日から元旦にかけても雪だったのだ。表面が氷った雪の上をざっくざっくとジョギングした元旦の朝がもうすごく遠い昔に思える。
毎年のことだけどこの三月の、ドラスティックな季節の移り変わりにはびっくりする。こんなふうに真冬のような朝もあれば、気持ちの悪いほど生暖かい風の吹く夜もある。そんな季節の神様が取り乱して慌てふためいたような天気が混然となって、春に向かい突っ走っていく。確か二年前には満開に近い桜が咲く中、雪が降った朝もあった。その時もジョギングしていて、こんな天気に出会えるのはきっとシアワセだなと思った。それもたぶんバカみたいに毎日のように走っているかからだろう。
今日は仕事を終えてから
粕汁を作った。大鍋に一杯作ると、一週間以上は食べ続けられる。冬はコレがみそ汁代わりです。これも毎年のことだけれど、三月に入ると「これが今年最後かな」と思いつつ粕汁を作る。そして不思議なことに「もう粕汁はいいかな」と思った時、季節はすっかり春になっている。僕は日本酒を飲まないけれど、熱燗が好きな人もそうだという。そろそろ熱燗に飽きたなと思った時、春が来ているそうです。