朝起きると、身体中の筋肉がかなり疲労していることに気づく。どうやら今週はGW進行が終わった開放感と、タンクトップとジョギングパンツで走れる嬉しさに、少し走りすぎてしまったようだ。jogは自粛して二度寝。ちょうど良くパラパラと小雨も落ちて来て、その雨音を聴きながらうつらうつらする。数日前、京都の
藩金蓮さんが、ご実家で採れたという野菜をたくさん送って来てくれた。まずは山ほどのタケノコ。スーパーで売ってる水煮に換算したら、おそらく3,000円はするだろうという量。先の柔らかい部分はその夜に山葵醤油をつけて刺身でいただき、残りは大鍋で若竹煮にした。
それと日本海で採れたものを実家の庭で干したというワカメ。さらに有機栽培のレタス。これは「綺麗に洗ってください。気を付けないとナメクジやカタツムリがくっついてます」とメールで教えて貰っていたのだが、今日のお昼、サラダにしようと洗っているといましたね、長さ2センチくらいの小さなナメクジ君が3匹。台所のシンクで健気にもウネウネと動いている。折しも五月雨。指で摘んでベランダに出て、濡れた手すりに置いてやると、「アレレ?」というような顔(?)して、またウネウネと動き出した。関西からクール宅急便に乗ってこの武蔵野の地まで。さぞ長旅だったであろう。
レタスはスーパーなどで売っているものと比べると見た目は悪いのだが、水で泥などを落とし、氷水にさらしザルで水を切ると、驚くほど瑞々しく美しくなる。藩金蓮さんは「野菜も生き物だと思うでしょう?」と言っていたがまさにその通り。味も濃い。土や太陽の養分がレタスの葉の中に凝縮されているような気がする。少し前、テレビ東京の『カンブリア宮殿』に有機野菜
「宅配大地」の藤田社長が出ていて、その時から「へー、美味しそうだ」と興味を持っていたのだけれど、少し現実的に考えてみようかなと思い始めた。
さて最後にお知らせ。Real Simple Japanウェブサイトに連載中『わけもなく泣くなんて嘘』の更新、
「自分らしい」とはどういう状態なのですか?”“がアップされております。この先4回の予定で、「自分とは何か」「自分らしく生きるとは」、最近良く言われる「自分探し」等について考えていきます。こちらの方も読んで頂ければ幸いです。では、また。