7時半起床。朝いちばんでジムへ。今朝も愛車GIANTのマウンテンバイクに跨り颯爽と向かう──と書きたいところだが。ひと月ほど前から上り坂などに差し掛かると後輪のギア付近がガリガリと空回りするようになり、そのことをこの日記に書いたら「自転車のチェーンは伸びるので」という記事をTBしてくださった方もいらしたのだが、どうやら変速機自体がイカレて来たようだった。しかしそれでも此処しばらくは何とか走ってくれていたのだが、今日になって平坦な道を走るのさえ困難になった。見ると、変速機とハンドル部分を繋ぐワイアが切れかかっていた。
修理、ということも考えたのだけれど、思い切って買い換えてみようかと考えた。このGIANTを買ったのは確か2000年。もう8年近く乗っているのだ。それに、辺鄙な場所に住んでいる僕にとって自転車はいわば脚だ。マウンテンバイクは僕にとって決して安い買い物ではないが、この際快適に走れる新車を買うべき、と考えた。ひとつ迷いがあるとしたらこの我が愛車は、相棒みャ太の闘病を支えてくれた仲間であった。しかしまあそれは僕の個人的な想いで、みャ太本人(本ネコ?)は自転車に乗せられることをとても恐がって嫌いだったのだが。
それと思うのが、みャ太が逝ってからというもの、彼──と思わず擬人化してしまうが──は急に老け込んだような気がした。それまで何ら故障などせず、マウンテンバイクはタイヤが頑丈なこともありパンクなどしたことも無かったのに、この二年は中のチューブが弱ったのか、何度か自転車屋さんのお世話になった。もう引退の時期なのもしれない。自転車といのは何故か別れが辛い。5年乗ったバイク(YAMAHA・SR-X250)を手放す時に何も感じなかったけれど、先代のBRIDGESTONE・レイダックは10年乗ってボロボロになってもなかなか廃品回収に出せなかった。単に僕という人間がセンチメンタルなだけかもしれないが。