雪が降る中をペラペラの薄いシャツ一枚で凍えながら歩いている夢を見て眼が覚めた。七月とは思えないほど寒い。7時、霧のような細かい雨が降っていたこともあり、CW-Xのロングスパッツとモンベルのレインウエアを着てjogに出る。走り終える頃になっても暑さを感じることはない。気温は相当低い。新潟はもっと寒いのではないだろうかと思った。以前お便りをくださった若い人(20代前半・男性)がmixiの日記に、ボランティアに応募しようと新潟の災害対策本部に問い合わせてみるたところ、今のところ県外からの方はご遠慮願っていますという回答を貰ったと書いていた。つまり、県内だけで相当の人々がボランティアに名乗りを上げているということのようだ。
その人も書いていたのだけれど、実際、経験の無い人が熱意だけで出向いても返って被災者の方々の迷惑になってしまう場合もあるとか。それらの善意をまとめ上げてひとつの方向に持っていく専門的なNPOなんかも存在するのだろうし、そういった人達の御苦労も偲ばれる。それにしてもひとたび今回のような災害が起こった時、「自分にも何か出来ることはありませんか?」と手を挙げる人がそれだけ多いということ、僕なんかからすると「今の若い人は偉いなあ」と思わざるを得ない。我が20代の頃を思い起こすと、圧倒的に自分のことだけで精一杯で、誰かの役に立ちたいなんて思い付きもしなかった。いや──、それだけ今の若い人は社会全体に閉塞感と絶望があって、何か行動を起こさなければという危機意識を抱いているのかもしれない。
さて、久しぶりに
『追想特急〜lostbound express』を更新しました。先月28日の日記もチラリと触れたましたが、ミュージシャン・中村中さんのデビュー1周年記念パーティへ行き、そこで行われた中村さんのアコースティック・ライヴで受けた印象などを中心に書いてみました。コチラの方も宜しければ読んでみてください。ではまた、明日。