6時起床。早起きの部類には入るのだろうが、それでも昨夜10時過ぎには寝たのでしっかり8時間睡眠である。9時よりジム。急ぐ仕事も無いのでゆっくりと1時間半ほどトレーニング、ストレッチも念入りにやる。今日はたぶん色んな人がブログやweb日記に書いているだろうけど本当に暑かった。朝はまだ気温がそれほど上昇してなかったので、タンクトップにGジャンを引っかけて出たのだが、ジムを終えて外に出るともう暑くてたまらなかった。昼からは連休中にやろうと思っていた雑用をこまごまと片付けていく。衣替えの続きをやり、シーツを新調しようとネットの楽天市場で色々と物色。梅雨に備えてジョギング用のレインウエアも探す。
夜になってからは、明日が燃えないゴミの日なので連休中に少しずつ進めた押入の整理で出てきた不要物を分別する。僕の住んでいる市では現在「ゴミ非常事態宣言」というキャンペーンをやっていて、けっこうなな分別を義務づけられている。燃やすゴミ、プラスチックゴミ、燃えないゴミは有料のゴミ袋を買わなければならないし、半年に一度「ごみ・リサイクルカレンダー」という回収日の案内と分別の手引き書のようなものが各家庭に配られいる。ただ、これ、分別の方法などかなり細かく書かれているし、日本語、英語、中国語、ハングルと丁寧に記されているのだが、実は読んでみると意外に判りにくい。
いや、市のゴミ対策課は熱心にやっていると思うし粗大ゴミの受付センターなんかも電話すると非常に丁寧でイイ感じです。ただ、思うに、やはりお役所というのは今まで「市民に何かを判りやすく伝える」という行為をやって来なかったので、要はノウハウの蓄積がなされていないのだと思う。この「ごみ・リサイクルカレンダー」もゴミの出し方から回収日、分別の方法まで非常に細かく書いてあるのだけれど、どうもイマイチ判りにくい。まるで一昔前のPCソフトのマニュアルのようだ。何度も何度も見直して「エート、そうかフライパンは燃やさないゴミじゃなくて資源ゴミなのか」といったんは袋に詰めたものを取り出したり、「包丁は紙に包んで“キケン!”と大書きして出すト」などとブツブツ言いながら、やる。
そう言えば昨日お会いした出版プロデューサーの方がこんなことを言っていた。「映画評論家なんかもそうだけど、トーラさんみたいにAVのレビューなんかを書いている人は、作品の内容をどう正確に読者へ伝えるかという技術に長けている」と。そして「純文学の作家さんとかには実は足りない部分なので、そこを生かした文章を書きましょう」というようなアドバイスを貰ったのだ。誰にでも簡単に理解出来る、判りやすく易しい言葉で読む人に伝えること──、けれど、そうすると勢い文章に面白味が無くなってしまったりすることもある。だからまあ、子供からお年寄りにまで平易に読んで貰えて、尚かつ味わいのある文章ということになるわけだけれど、しかしそれがいちはん難しいんだよなあ。