やっとのことで仕事が終わりました。それも結局29日いっぱいではケリをつけられず、今朝まで引っ張ってしまった。昨夜ビデオを観ては書き観ては書きを繰り返し、最後のAVを見終わったのが夜中の3時過ぎ。その時点で書いてないレビューが6本。2時間ほど仮眠して、朝、編集担当氏が出社する前までに仕上げようと横になる。が、ハッとして起きると7時。電話のモーニング・コール機能というのを使っているのだけれど、セットを間違えたのかあるいは鳴っていても起きなかったのか?
慌てて書き始めるものの、さすがに疲労が溜まっているせいか進まない。テンションだけは上がっているのだが身体が着いていかない。10時近くになってやっと終了。メールで送り、フラフラになって再びベッドへ倒れ込む。久しぶりに幻聴を聞く。身体は疲れ切っているのだけれど、頭をずーっと使っていたから、たぶん自転車を全速力で漕いだ後みたいになっているんだと思う。血液が首筋から脳へすごい勢いで流れ込んでるような気がする。何も考えまいとすると車輪が空回りするように、その血の流れと共に人の声や音楽が鳴っては消えていく。
AMラジオのダイヤルを廻しているようだ。交通情報、大リーグ中継、FENから聞こえて来る英語とが頭の後ろ側で脈略無く鳴り続ける。なので、敢えて少し意識してボンヤリと何かを考え思考を動かしてみる。さて、起きてからは何をしようか、まずは部屋の中がむちゃくちゃだ。古新聞はたまり放題、台所には空の牛乳紙パックが四つも五つもある。その前に洗い物だな、いや、買い物に行かないと食べるものすらない──、そんなことを考えているうちに2時間ほど眠ったようだ。
起きてからもっと大切なことに気づいた。明日はもう31日じゃないか。ぎじゅ太の3度目の命日だ。本と缶詰とドライを持って会いにいこう。ついでに、と書くと怒られそうだけど、親父の墓にも参ってくるつもり。