6時起床。今日も起きたとたんにカラダ中にぐったりとした疲労を感じる。いつものように風呂に入り、ストレッチをする前にメールチェックをする。とある取材原稿を書き、某AVメーカーの広報さんに原稿チェックをお願いしているのだが、まだ戻しは来ていないようだ。たぶん出社される10時以降に送ってもらえるのだと考えて二日ぶりのjogに出ることにする。
ひとあたり、ということを考えてなのだろうか、AVメーカーの広報さんは若い女性が多い。で、どの人も申し合わせたようにしっかりした人だ。電話の応対、アポイントメントの設定、予定の確認、どれも非の打ち所が無い。こうして原稿チェックをお願いすると実に丁寧に手を入れ、コチラの誤字や変換ミス、はては英語のスペルチェックまでしてくれるのでものすごく助かる。編集者でございという顔をした若い男の子達にはぜひ見習ってほしいものです。マア、見ても何がすごいのか理解出も来ないとは思いますが(涙)
今日も胃がすごく疲れてる感じがする。昨夜もよせばいいのに「寒くてたまらないから」と理由をつけて焼酎のお湯割りを三杯飲んだ。「暖かいお酒はお腹を暖めてくれるから」などと言って自分を誤魔化して、スキがあるとお酒を飲もうとする。バカである。それでもゆっくり走り始めるとお腹の中心にまで血液が行き渡るような感じがして元気が出てくる。ラストの10分、ボブ・ディランの「愚かな風」がmp3プレーヤから聞こえてくると「よおーし、やったろーじゃないの」という気になる。今入れているのは1976年第二期ローリングサンダーレヴューが演奏する
『激しい雨』のライヴ録音だ。「ライク・ア・ローリングストーン」風のオルガンの入る
『血の轍』のヴァージョンも良いけれど、僕はこのロブ・ストーナーのベースとTボーン・バーネットのギターが暴れ回るテイクが好きだ。「愚かな君よ、息が出来てるのが奇跡だぜ」と唄う時のディランには、人間はここまで言葉というものに強い力を込められるものだろうかとつくづく思う。