今日久しぶりにPC関係でオソロシイことがあった。昨日『ビデオ・ザ・ワールド』誌の吉田編集長からTELがあって「原稿どうですか?」と言うので「明日いっぱいで」と答えると「そこまでは……、遅くとも夕方ギリで」とのお答え。なので今日も7時に起き、日記をアップしてから気合いを入れて書き始めたワケです。
が、イントロの20字ヅメにして20行ほど書いた時だった。何をどう操作したのかは覚えていない、いきなりポインタが逆走し始めて、タタタタタタタターッと今書いた文章を消し始め、アッという間にその20行ほどを完全に消してしまった。その間約5秒。ひえーっ、何じゃコレ、と思った(涙)
僕は原稿をJedit.ver4というエディタソフトで書いている。元々松本慧という人が作ったシェアウェアだった。僕ら原稿書きは会社員の人のようなビジネス文書を作成したりする必要がなく、とにかくガシガシと書いていければ良いワケで機能のたくさんついたワードプロセッサーはまったく必要ない。そういう連中の中でこのJeditはどんどん広まっていったのだと思う。今では製品版も出ていて僕は二年ほど前にATOKとセットのものを買いずっと使っている。
とにかくココは落ち着けと自分に言い聞かせ、書類を閉じる。するとたいての人はおわかりだと思うけれど、〈保存〉〈キャンセル〉〈保存しない〉というダイアログが現れる。〈保存しない〉をクリックすれば消えてしまった文章は上書きされず元の書類は残るはず。が、そうやって元の書類を開いてみると、開いた途端またタタタタターッと消え始めた。何度やっても結果は同じ。いやはや。
実は以前にもポインタが勝手に動き出して止まらなくなったことは二度ほどあった。ただその時に凄い勢いながらも下に動いたので大量の空白が出来ただけだったのであまり気にもしてなかったのだが、消える! となると大事だ。今日は幸い20字ヅメ20行だったから良かったものの、これが30枚、40枚、いや300枚、400枚の長編をさあ書き上げたぞ、と思った瞬間下からターッと消えていったら? オレならその場で気を失って倒れるね、いやホント。
とりあえずサポートに電話して相談してみると、そういう症例の報告は無いとのこと。考えられるのはOSとの相性の問題だそうだ。バージョンのアップデートを奨められる。何となく勘なのだがハードの方との問題なような気もしたので再起動してPRAMをクリアし、他のアプリケーションとの兼ね合いもありそうなので、普段はいつでも調べ物が出来るようにネットを繋ぎっぱなしにしているのだがそれも終了させ、さらに念には念を入れて一区切りごとにSimpleTextでも別名保存しながら原稿を書く。夕方6時過ぎに終了。
みャ太は今日も昼過ぎまで何も食べなかったが、夕方前に例の黒缶を開けてやると三度くらいに分けてそのひと缶ぶんほどを食べた。身体のわりに(約5キロ)小食なネコなので、普段の食欲の1/2といったところか。黒缶はカンヅメメーカー、マルハが作っている猫缶のパイオニアのような製品。原産地はタイと書いてある。これのおかげでみャ太の体調が回復したら、僕とコイツはもうマルハさんとタイランドには足を向けて寝ることが出来ないだろう。