6時起床。小雨の中、カッパを着てjogに出る。結果的にこれが今期初めてタイツ穿いて走るジョギングになる。基本的に普段フツーに外を歩くのと同様の格好で走りたいと思っている。ジョギングパンツと半袖Tシャツの季節は完全に終わった。小雨だと思っていた雨は走り出して30分ほどするとすごいどしゃぶりになる。激しい雨の中を走るのはそれなりにテンションが上がって楽しいのだが、雨合羽の下、二の腕に巻き付けたiPod Shuffleが濡れて壊れてしまうのではないかと気が気じゃなく、80分で切り上げて戻る。
今日は午前中に小泉さんが靖国神社を参拝したらしい。東京裁判の意味とか大阪高裁の違憲判決なんかは別として、僕はこのコイズミという空気を読まない人の行動は色んなことがはっきりしてイイんじゃないかと思ってる。アジアとの外交、特に中国との経済を考えれば首相が靖国へ行かない方が良いという意見がある。日曜日のTVで旧大蔵省出身の榊原英資とか伊藤忠の会長なる人物もそう言っていた。
一見リアリストの言う冷静な御意見のようにも思えるが、裏を返せばそういうのは欺瞞というのではないか? 中国を怒らせたらマズイからココはやめときましょうよでは何もハッキリしない。旦那さんが浮気してるのを薄々勘づいてる奥さんが「でも離婚したら生活していけないから見て見ぬふりをしよう」と言うのと似てる。戦争中日本人が中国でどれほど非道いことをしたのか、どれだけの人を殺したのか、中国の人はどれだけ怒っているのか、それが国内の問題を押さえるためのポーズなのか何なのか、それをハッキリさせないと問題は何ひとつ先に進まない。
大切なのは、欺瞞で無理やり押さえつけてしまった感情は必ず歪んだカタチで噴出するということだ。旦那の浮気に見て見ぬふりをしている奥さんがノイローゼになったりキッチンドランカーになってしまったりするのは良くある話だ。そのうえ愛人に子供が出来たりしたらそれが狂気に変わる可能性だってある。例えばこの先、中国での反日デモで日本人が死んだり殺されたりしたらどうなるんだろう? それでも経済優先と言っていられるんだろうか。
今日はずっと雨が降っていた。明日も明後日も雨が続くと天気予報は言っている。自分がどっちに行きたいのかわからないマヌケな台風が太平洋上で停滞しているからだそうだ。みャ太は「お前そんなに食って大丈夫かよ」というくらいドライフードをバリバリ食べている。それでも鼻づまりは治らない。だけどネコは自分がやるべきことを知っている。たくさん食べて身体を休め回復を待つことだ。ネコに欺瞞は無い。