昨日からずっと、鉄道の時刻表を調べるという作業をしている。そうやってデータを集めたものを整理して原稿にするわけですが、これがねえ、本当に苦手。苦痛でしかたない。確定申告のときにも数字が不得手ということを書いたけれど、金額だけでなく、時刻、時間というものも全然ダメなのだった。ただ、茂木健一郎さんや中野信子さんの本を読むと、脳というのはすぐに楽しようとするものので、機能を高め活性化させるためには、苦手なこと、普段あまりやらないことに取り組むのがいいと書いてある。
少し前にネットでも
<65歳を過ぎても脳機能は20代、「スーパーエイジャー」たちが習慣にしているアクティビティ4つ>という記事が話題になった。たとえば「弾いたことのない楽器を習う」とか「未知の言語を学ぶ」ということだそうだ。ちなみに今話題の森友学園のチビちゃんたちだが、「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏によれば、あのくらいの年の子どもって、教育勅語くらいならアッという間に覚えちゃうんだそうだ。
そう言えば、と不意に自分のことを思い出した。あれは小学2年のときだった。「明日までに九九を覚えてきなさい」と先生に言われ、「そんなの絶対無理!」と遊んでいたら、普段めったに家にいない親父がたまたまいて、「一緒に風呂に入るゾ」と言われ「覚えるまでお湯から出さないからなッ」とオドされ無理やり暗唱させられた。子どもが湯船に浸かってられる時間なんて、せいぜい20分か30分くらいだろう。でも、それで覚えちゃったんだよな。死んだ親父に感謝しつつ、苦手な仕事も頑張ろうと思いました。ではまた明日。
※写真は昨日、春の雲。data:iPhone6 #Instagram #MOLDIV #VIVED