つくづく思うのだけど、風邪というものはかかってしまったらもう、治るまですべてをあきらめるしかない。昨夜はあまりに鼻と喉が苦しいので「コルゲン鼻炎カプセル」を飲んだ。これは僕にはとてもよく効いてくれる薬で、スーッと楽になって眠ることができた。でもおそらくそれは症状が抑えられるかあるいは患部が麻痺するだけで、根本的な治療にはなっていないのだろう。だから明け方になって薬の効果が消えてしまうと、咳き込んで起きてしまった。熱も出始めた。
よく風邪は病気ではないと言われる。体調が弱っているところに何らかの菌が入り込み、身体がそれに対して抵抗を起こす。まるで他国の侵略に対するゲリラかレジスタンス闘争のようだ。だから各地で発熱や炎症といった火事や暴動が勃発する。そこで投薬という鎮圧行為を行うと、火事などはいったん沈静化されるものの、せっかく侵入した他国軍と戦ってくれている、ゲリラ勢力まで抑え込んでしまう。現在、政治体制が弱体化している政府としては、栄養補給という名の後方支援に徹して、独立部隊の勝利を信じ静観するしか方法はない。
※昨日今日とずっと部屋で寝て過ごしていたので過去の写真を。これも2月6日、駅前の風景。data:iPhone6 #Instagram #MOLDIV #COMMON