こうして冬が近づいてまいりますと、お米が美味しくなると感じるのはボクだけでしょうか。空気がぴりりと清々しいほどに冷たい朝、食卓に置かれた真っ白なご飯が、お茶碗から湯気をあげております。さあ、コイツを何で食してやりましょう。というわけで写真に写っているものは「だし」であります。そう、あの東北弁外国人タレント、ダニエル・カールさんが「こりぃはうんめぇンだ」とテレビで紹介してから全国に知られるようになったという山形の郷土料理。
ただし、本物の「だし」は胡瓜や茄子といった夏野菜に、紫蘇、生姜、茗荷などの香味野菜を加え、両方を細かく刻み醤油、お酒、味醂などで和えたものだそうですが、ワタクシの場合は例によっての「なんちゃって」であります。そもそもこのところ、納豆を食す際に葱とオクラを刻んで混ぜていたのですが、「コレ、いちいちメンドくせーな。時間のあるときに一気に刻んで保存しておきたいな」と考え、そうか、「だし」という手があるなと思いついた次第。
というわけで材料はまずオクラ。これは西友なら一袋8〜9本入り98円(税抜き)で売っている。それに長葱の青いとこをオクラと同量くらい。普段なら捨てちゃうような部分でOKです。そしてネバリを出すために
「きざみ昆布」。これも西友25g・198円で売っているものを1/2。きざみ昆布はハサミで約1センチ程度にジョキジョキと切りボールへ。そこへ細かく刻んだオクラと葱を入れ、麺つゆを適量注いで菜箸でグルグルと混ぜるだけ。それだけ。きざみ昆布の代わりに
「納豆昆布」があれば、よりネバネバするようです。密閉容器で冷蔵庫に入れれば1週間は余裕で持つ。豆板醤を少量混ぜたり、ゴマ油で風味付けするというのはアリかと存じます。ではまた明日。
※さてこの「だし」、どうやって食しましょう。そのままアツアツのご飯に乗せるもよし、丼飯に納豆と生玉子、醤油を蚊取り線香状にかけて「玉子かけだし納豆丼」というのもイケます。写真のように白胡麻を振るのは実に有効(^o^)。data:iPhone6 #instaplus #Azoic #RVP100