6時半起床。本日も7時半よりjog、131分。秋になってからはけっこう走れております。去年の今頃、つまり2014年の11月は、調べてみると3日しか走っていない。というのは3冊の単行本を同時進行していて死にそうになっていたからです。というか、実際問題11月10日と11日は過労で倒れ寝込んだと書いている(>_<)。そして愚痴を言いたいワケじゃないですが、その3冊の単行本、実はすべて一銭のギャラも頂いていなかった。ですが本日、そのうちの1冊が遅れに遅れたものの、やっと振込がありました! パチパチパチ(←拍手の音)。イヤハヤ長い時間がかかった。これで今年も無事年が越せます。
雑誌とかではなく単行本を書くと、大抵の場合は出版契約書というものを交わす。そこでは「いついつまでに印税何パーセントを払いますよ」という取り決めがなされるのだが、この不況下、出版社も色々と事情があってムズカシイらしい。要は「無い袖は振れぬ」というヤツです。けれどそれじゃコッチも困るので(何しろ倒れて寝込むほど頑張ったのだ!)、何度も交渉に交渉を重ねた結果、遂に支払ってもらったという次第。ハァ、疲れた。なぜだろう? お金の話ってどういうわけかやたら疲れる。原稿を100枚、200枚書く方がよほど楽だ。だからついつい「別にいーや、他のところで原稿200枚書けばいいんだから」などと考えてしまう。
しかしワタクシ、根っからそんなに人間がデキてない。その時点では「メンド臭いからいーや」と思っても、あとで必ず後悔する。「あの版元のヤロー、チクショーメ、恨んでやる、呪ってやるぅ〜」「ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ」と、浦見魔太郎(by藤子不二雄Ⓐ先生)風に呟いて、夜な夜な藁人形を五寸釘で大木に打ち付けにいきたくなるかもしれない。それもまたしんどい(涙)。だから交渉を続けたワケです。今年の夏、お盆明けくらいからだから、約3ヶ月に及ぶ壮絶なる賃金闘争でございました。本来は今春3月に支払われる約束だった。それが今は早11月。8ヶ月遅れの春闘勝利とでも申しましょうか。
ちなみに残りの2冊ですが、片方は事情があってほぼあきらめている。これは致し方ない。なぜなら自分で持ち込んだ企画であり、ギャラを払ってもらえるほど売れなかった、と言うか最初から儲けるために作った本ではなかったからだ。で、もう1冊ですが、コチラはお蔵入りした。つまり出版されなかったわけです。世の中に出てないのだから、買ってくれる人がいないのでお金になるはずがない・・・ですが、これも、今月中に出版されることが決定いたしました! パチパチパチ(←再び盛大な拍手)。お知らせはもう少し発売日が近づいてからあらためます。クドイようですが、これで年が越せます。正月にはモチが食えますよ。うふうふ。
※今朝は曇っていい写真が撮れなかったので、先週10月4日のジョギング中に撮影したものを。公園の外れにあるビニールハウスの屋根に、朝陽が反射していた。data:iPhone6 #instaplus #Azoic #CRT