<その日武蔵野で、私は小さな天使の行列を見た──>とは、永島慎二先生の名作劇画
『漫画家残酷物語』シリーズの一編、「遭難」という短編に出てくる一節。主人公は若い新人の漫画家で、彼は子どもの頃からの憧れだった老漫画家の元を訪ねる。老人は筆を折り、おそらく青梅辺りという設定だろう、田舎に引き籠もって暮らしている。その道すがら、若者は幼稚園児たちが傘を差して歩く姿を見るという場面である。本日jogに出ると、公園にはそんな天使のようなチビたちがおりました。よく見るとそれぞれ手にビニール袋を持っている。おそらくドングリでも拾うのでありましょう。秋は深まっております。
※写真はそんなチビの行列。かすかに紅葉も始まりました。data:iPhone6 #instaplus #Azoic #CRT