先日何気なくテレビを点け、観るでもなくボンヤリ眺めていたら、よくある健康バラエティ番組で「医者が勧めるカラダにいい野菜ベスト10」みたいなのをやっていて、第1位はトマトだった。そうか、健康にいいのか。しかしワタクシはですね、このトマトというもの、実はあまり好みません。正確に言うと生のトマト。たとえばサラダに入っているスライスしたものを、レタスやツナ、マッシュポテトなんぞと一緒に口にするのはそれなりに美味しいと思う。しかし、よく言われる「真夏にトマトに塩かけてガブリとやるのサイコー!」というのは、特に好んで食したいとは思わない。同じ意味でトマトジュースというのもダメ。あの飲み物のドコが美味いのかはサッパリわかりません。
ところが、です。トマト、コイツにいったん熱が加わると俄然話は違ってくる。ピザのトッピングにトマトを加えないなんてのはありえないし、BLTサンドウィッチをオーブントースターで焼いたヤツなんぞはもう、うめーてかなわんぎゃーと思わずヘンな名古屋弁を口走るほど。というワケでトマトスープです。これも、トマトジュースにただ熱を加えただけなのに、途端に愛しい食べ物に変身してしまう。この好みの変化はいったい何なのでしょう? 自分でもよくわからない。
ともあれ、そんなワケでトマトスープは実に簡単に、しかも超安くてきてしまう。よくある900ml入りペットボトルのトマトジュース、あれはスーパーで150円前後で売っています。我が家の近くの「ドン・キホーテ」では、
伊藤園の「熟トマト」がナント税込み103円であります。コイツを1本買ってきて鍋にどほどぼと入れる。そこに玉葱を1個スライスして入れると、これだけで全行程の半分が終了。あとは火にかけ、沸騰したら弱火にし、アクをすくい、市販の洋風コンソメで味のベースを作り、そのうえで味醂とトマトケチャップで甘めに仕上げます。
大蒜をスライスし、オリーブオイルで軽く熱して加えるとコクと風味が増す。もちろん冷蔵庫に隅っこに残っている、キャベツや人参を刻んで加えるのもよろしいかと存じます。そうそう、「ペンネ」やネジネジの「フジッリ」など、ショートパスタを入れるのも、もー、うまうま。「ではまた明日。
※というワケでマーサ・スチュワートのカップに入れたトマトスープ。ワタクシはこのカップでスープを飲むたびに、「そう言えばこの人(
マーサ・スチュワートさん)って、インサイダー取引で捕まっちゃったんだよナ」と、どうでもいいことを思い出します(>_<)。data:iPhone6 #instaplus #Azoic #CRT