7時起床。8時過ぎからjogに出る。外は梅雨の晴れ間。それでも気温は低めで過ごしやすい。公園には人が溢れている。誰もが幸せそうな土曜日。けれど出がけに観るでもなく点けていたテレビのニュースが気持ちに暗い影を落とす。忌野清志郎さんの言葉を借りると、世の中が悪くなっていく気配ばかりがする。問題になっている安保法制も気になるけれど、個人的には労働者派遣法改正案が可決されてしまったことの方が心配だ。これに関しては小林よしのりさんが
<生涯派遣法案が衆院通過した>という記事でとてもでわかりやすく、しかも短い言葉で簡潔に書いている。
企業が派遣社員を都合よく使い廻す、正社員を育成したがらないというのは、給料や待遇だけの問題ではない。ある階級に属さない、そこからこぼれた人間は、人間として人間らしく扱われないということだ。世に言う「ブラック企業」の構造はすべてここにある。僕もかつて情報誌の仕事をしていたとき、ライターやカメラマンが生きている人間ではなく、単に情報を拾ってくる駒としてのみ扱われる現実を肌で感じた。これからテクノロジーが発達すればするほど、中心でシステムを構築する層だけが得をして、単純作業をしたり足を使って歩き廻る人間は、交換可能な機械のように扱われる可能性が高くなる。
今朝はiPhone6に細野晴臣さんの『HOSONO HOUSE』を中心に選曲して入れた。冒頭を飾る
「ろっか・ばい・まい・べいびい」は、「晴れた日は/とても青い空/花は咲き乱れ」と唄われる。
※写真は今朝の公園。空も雲も緑も、何もかもが輝いている。data:iPhone6 #instaplus #Velvic #MinimalB