また「捨てモノ」「お別れモノ」のお話でございます。長年ジョギングするワタクシの足元を支え続けてくれた〈nike air pegasus+25〉に、いよいよ引退してもらうことになりました。これをどれだけ履き続けたかというと、何しろ今から3年前、
2012年5月5日の日記で<既に2年半履いている。>と書いている。買ったのは2009年の8月25日です。ただしその日記を書いた直後だったと思う、たまたまアウトレットでナイキ・エアマックスの型落ちを4,000円程度の激安で見つけ乗り換えた。それを丸2年履き、底に穴が空いてしまったのが去年の夏。圧倒的にお金の無い時だった。前の部屋に住み続けることがとうとう出来なくなり、引越しを考え始めた頃である。
1円でもお金は使いたくなかった。しかし走るには、どうしたってジョギング・シューズは必要だ。こればかりはどうしようもない。ハテどうしたものかと思いつつ何気なく下駄箱を覗いてみると、型落ちナイキ・エアマックスに履き替えた時に捨てたとばかり思っていた、この〈air pegasus+25〉があったのだ! そこでソールの一部が剥がれたりつま先に穴が空いていたりするのを、靴補修材やゴム用ボンドで補強しつつ走って来た。ところが一昨日走っている途中に、いよいよ左足の前裏がベロンと大きく剥がれてしまった。これはもうどうしようもない。無理して補修して怪我でもしたら元も子もない。引退してもらうことを決めたのでした。
本当に辛い時期を一緒に走り続けてくれた、頼もしい相棒でありました。僕の場合、バラつきはあるがデータを取ってみると月に平均して160キロから170キロ程度は走っているようだ。これは1年で約2,000キロ。合計で3年半は履いているから、つまり約7,000キロは走破したことになる。インターネットとは便利なもので、
「東京から他の都市までの距離」というサイトがあります。これによるとシンガポールまでが5330km、インドのデリーまでは5850km、オーストラリアのブリスベンまでが7170kmだそうです。
※写真はその〈nike air pegasus+25〉。歴戦の勇者という風格があります。data:iPhone6 #instaplus #Velvic #HandBurn