イヤハヤ暑い。本日の東京、我が家近辺正午の気温は27度。ここひと月ほど何度か「季節が変わると食べ物の嗜好が変わる」と書いてきましたが、こう暑くなるとやはりカレーですね。あの辛味とスパイスが恋しくなる。というワケで本日のお昼はドライカレーにいたしました。まっ、正確に言えば本物のドライカレーとは、新宿の名店
「カフェ・ハイチ」で出されるような、挽肉を中心としたカレー炒めペーストをライスに乗せるものなのでしょうから、ワタクシの作成するのはカレー炒飯、もしくは印度風香辛焼飯とでも申しましょうか。作り方は4月4日の日記に書いた
「焼飯」と同じ。ただし長葱の代わりに玉葱を使う、そして中華風焼飯の場合はご飯に胡麻油を混ぜておきましたが、今回は溶かしバターを絡めておく。
そして「焼飯」の段取りと同じように、ブタ肉、生姜と人参のみじん切り、玉葱と炒め、溶き卵、ご飯と投入していきます。顆粒のコンソメ、カレー粉、胡椒、塩少々(バターの塩味があるので入れなくとも可)で味付けをして、最後に粉末のパプリカをふりかける。これが風味だけでなくカレーに赤色が増し、より食欲をソソるヴィジュアルとなります。ボクの考えるポイントとしては、ブタ肉はサイコロ状に切ったブロック肉を使うこと。そして玉葱をあまり小さなみじん切りにしないこと。7〜8ミリ角といったところでしょうか。カレー炒飯というくらいだから油で炒める料理。そしてココには生姜の香りの付いたサラダ油、ご飯に絡めたバター、そしてお肉のラードと、三種類の油があるわけです。
それらがよく馴染み、フライパンで熱せられたところを味わうのがこの「印度風香辛焼飯」の醍醐味。だからあまり小さく切りたくない。そして油の通ったお肉の旨味と玉葱の甘味、ご飯の美味しさですね。それらのハーモニーがカレーのスパイスでギュッと凝縮され、尚かつ口の中に入れるとワッと弾ける。この季節、部屋の窓を開け放っていただくのもまた嬉し。たいへん美味しゅうございました(^o^)。
※焼飯の時は紅生姜を乗せまたしたが、今回はカレー粉が引き立つよう甘酢生姜(ガリ)にしてみました。data:iPhone6 #instaplus #Velvic #CRT