6時起床。7時過ぎよりjog。外の気温は、excite.の天気によれば1度。公園の池はカチンカチンに凍っている。水飲み場の水道も、日陰にあるものは凍結していた。真冬のランニングはこれからがいよいよ楽しくなる。以前も書いたけれど、走っていると当然身体は熱くなってくる。そして脳にはドーパミンが分泌される。いわゆる一時期流行った、「脳内麻薬」というモノです。そうなると気分はハイになると同時に癒される。これ、どういう状態かという、真冬に露天風呂に浸かって熱燗などを一杯やり、ホロ酔いで雪景色を眺めているような状態ですね。そしてもうひとつ。人間は1時間走ると体温が40度近くまで上昇するという(だから真冬のjogでも水分補給が必要なんですね)。そして気温は氷点下に近い状態だから、体内と外界がどんどん離れていく。
つまり少し大げさに言うと、世界と精神が乖離していく。走っているわけだから肉体は確かにあるのだが、その感覚はどんどん遠ざかっていって、脳の動きが純化される。人間は思惟だけの存在になる。走ることは、意識の最も深いところまで潜っていける行為だと思う。
※公園のベンチ。12月22日撮影。暖かくなったら、ココに座ってiPad miniで原稿を書くのが望み。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。