もうサラリーマンではなく自由業者なのだから、「土日なんて関係ない」「毎日ひたすら働き続けるベシ」と自分に言い聞かせてはいるものの、オジサンの身体というのは正直なもので、日曜日の夜にはドッと疲労が押し寄せる。ま、これは何も仕事だけではなく、調子に乗って走り過ぎたりマメにジムへ通い過ぎているのも大きな原因なのではありますが──そんなワケで本日はjogを自粛。9時過ぎに一旦はベッドから起き出したものの、リビングのソファーに倒れ込んで二度寝を致しました。さすがにそのままゴロリとはいかず、例の着る毛布をすっぽりと頭から被ってではありましたが、やっとのことでこうしてソファーでも二度寝や昼寝が出来る季節がやって来たわけです。ところで最近、こうして長く寝ると必ず同じ夢を見るようになった。
夢の中で僕はこのアパートとは別に、近所に小さなワンルーム・マンションを仕事場として借りていて、かつては毎日通ってコツコツと何か作業を続けていたのだが、今ではまったく足が遠のき、そのことに密かな自責の念を感じているというものだ。そして夢の中では久しぶりにそこへ訪ねていく。鉄筋の建物ではあるのだが、部屋は3畳に満たないほどで極端に狭い。けれどとてもきれいに片付いていて、まるでやって来ない持ち主をけなげに待ち続けているようだ。スチール製のデスクの上に古いMacが置いてある。
LC630、僕が初めて買ったパーソナル・コンピュータである。窓がひとつあり、そこからは春の風景が見えた。
※写真は夢ではなく現実の仕事場の窓からの風景。4月6日午前8時19分撮影。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。