8時起床。9時半と遅い時間からjogに出たのだが、外は陽が射さず、強烈に寒かった。東京は明日、また雪になるという。いやはや。午後より確定申告用の領収書整理。昨日から始めたのだけど、何せ単調な作業なので、YouTubeで山下達郎さんの「NHK-FMサウンドストリート」を聴きながらやっている。ゲストは大滝詠一さん。1984年から始まったもの。これが結果的にその後長く続く「新春放談」になったそうだ。おそらく熱心なファンの人が当時カセットか何かに録音していて、このインターネット時代になってアップしたのだろう。よくぞ録っておいてくれて、上げてくれたと思う。ところで
〈1985/1/24〉の回に、達郎さん、大滝さん共に「これぞリズム・アンド・ブルース」「好きだねえ」と言って、ジェシー・ヒル(Jesse Hill)の「
Ooh Poo Pah Doo Part 1(ウ・プ・パ・ドゥ)」という曲がかかる(07分30秒過ぎ)。
恥ずかしながら、オリジナルを初めて聴きました。僕らの世代が大学生くらいの頃、アマチュア・バンドはこの曲をやたらカヴァーしていた。ただ、ほとんど誰もが上田正樹&サウス・トゥ・サウスのライヴ・アルバム『この熱い魂を伝えたいんや』で知ったのではないだろうか。達郎さんも曲終わりで「他にも(ポール・リヴィアと)レイダースとか、日本でも色んな人が演っておりました」と言っている。確かアイク&ティナ・ターナーもカヴァーしていたはず。それでも僕は今日の今日まで、ジェシー・ヒルという人の存在すら知らなかった。調べてみると音楽評論家・
小尾隆さんのブログに、<もともとプロフェッサー・ロングヘアやヒューイ”ピアノ”スミスのバンドでドラムスを担当していた生粋のニューオーリンズっ子>とある。
ところで「ウ・プ・パ・ドゥ」という言葉には何か意味があるのだろうか? 何となく「アブダカダブラ」とか「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」みたいな感じがするけど。「マイムマイムベッサッソン」、「フニクリ・フニクラ」とかね。それとタイトル末尾にある「Part 1」というのは何だろう? 「マンボNo.5」みたいなものか──そう言えば大滝さんにも、「FUSSA STRUT Part-1」「福生ストラット(パートII)」という曲があった。ちなみにYouTubeには動いているの姿→
「Jessie Hill - OOH-POO-PAH-DOO」もありました。