久しぶりに、夜になってからジムへ行く。普段は午前中の爽快な空気の中身体を動かすのだけれど、この時間もまたいいものです。午後8時過ぎ。ロッカールームは8割方うまっていて、マシンフロアもかなり込んでいる。しかし30分、40分と過ぎて9時近くになると、すーっと潮が引くように人の姿が減っていく。残るのはほとんど顔見知りの常連さんばかり。そして彼らもやがてインストラクターの若者達に「じゃあ、また」「おやすみ」と声をかけてあがっていく。時刻は9時半。皆さんおそらく朝から会社へ行き目一杯働いて、夕飯も済ませ、身体も充分動かしたのだろう。後は家に帰り風呂に入って、ビールなんぞ飲んで寝よう──そんな充実感と開放感に満ちている。
僕の場合ずっとひとりで仕事をしているせいか、こういう普通に生活する人々の日々に接すると、妙にホッとする。いつから人と口を聞いていないのだろうと考えてみると、もう2週間以上。最後に打合せをしたのが8月の初旬だから、会話らしい会話は1ヵ月近くしてないことになる。そんなことを思いつつ、さて今夜はジョン・コルトレーンの
『Coltrane Plays The Blues』を聴こうか、と家路を辿るワケです。おっとその前に買い物だ。この時間だと、西友のお総菜コーナーが半額になっているんだよね。それと全然関係ありませんが、昼間テレビを観ていて、細野豪志環境大臣は小島よしおに似てると思いました。 そんなの関係ねー。ではまた明日。