7時起床。東京は猛暑が帰って来た。朝いちばんにジムへ行き、約1時間半トレーニングしてから外へ出ると、照りつける太陽が痛いほど。まるで海辺のような強い陽射しである。朝はよく冷えたアイスココアを一杯飲んだだけだったので、戻って昼メシとなります。ココで真夏の食べ物と言えばまず頭に浮かぶのが素麺。しかしですね、あの素麺というヤツ、一応二束100gが一人前とされているようなのだが、成人男子たるものそれではまったく満腹にはならない。いや、もちろん三束食べようが一気に四束いこうが個人の勝手なのだけど、何しろ味がシンプルなので飽きが来る。じゃあ色々と具を用意すればいいと言われるかもしれないが、しかしですね、ハムを刻んだり胡瓜を細切りにしたり、錦糸玉子を作ったりとけっこうメンド臭い。そこで、テレビで小栗旬クンがほんだしを使った
〈冷やしだしそうめん〉なるものをすすっていたのを観て、僕なりの冷やしだし素麺を作成してみました。
作り方は至って簡単。まずは鍋に水を張り、昆布を一枚沈ませておきます。出来ればこれを一晩置く。翌朝昆布だしがよ〜く出たところで、いつも西友で安く売ってる鶏のムネ肉を投入して茹でます。これで昆布と鶏による抜群のコンビネーションによるスープが出来上がる。鶏肉はいったん出して冷ましてから、指で細く裂いて再び鍋へ。そこに野菜。人参、キャベツは細切り、玉葱も細めのくし切り。モヤシは軽く湯通しして投入。火にかけ柔らかくなるまで煮る。味付けは基本塩ですが、煮切った味醂やお酒を加え、醤油とオイスターソースも隠し味に。おっと忘れてた! おろし生姜を入れると味が引き締まる。それと、冷やして食べるので味は少々濃い方がいい。お好みで市販の粉末中華スープをパラパラと加えて味を調えてみてください。最後に椎茸の細切りを加えると味に深みがでます。
僕の場合これを大鍋に作っておいて、鍋ごと冷蔵庫に入れ、冷やしていつでも食べられるようにしておきます。後は素麺を多少固めに湯がいて冷水で冷やし、大鍋の冷たい具とおつゆをかければ出来上がり。これね、要は冷やしタンメンもどきなんです。なので食べる際、胡麻油かラー油をたらたらと垂らしてからいただくと大変美味。野菜たっぷりでとってもヘルシー。スープまで飲み干すと、素麺二束で大盛りラーメンを食べたくらいの満腹感が味わえます。ぜひおためしください。