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東京は終日雨の土曜日。雨の日のネコは眠いというがオジサンも眠い(涙)。3月後半からかなり走り込んでいることもあり疲労も残っている。なのでjogは自粛して10時過ぎまで眠る。疲れを取りたいということもあり、1時間弱のんびりと入浴し、ノロノロと昼食。鶏の胸肉を使った鶏南蛮蕎麦を食べながら、木曜日にHDD録画しておいた『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』、「ラグビー芸人」を観る。中川家の兄弟にケンドーコバヤシ、サンドウィッチマンの2人にスリムクラブ真栄田、そしてジャルジャルの2人という、学生時代にラグビーをやっていた芸人さん達である。僕は人生に於いて、あまり後悔というものはしない方だと思う。でも勿論、幾つかはあり、その中の一つに「高校時代、何ンでラグビー部入らなかったかなー」というものがある。
中学の3年間はサッカーをやっていた。でも、合格した県立高校にはラグビー部があったのだ。ウチの親父が学生時代ラグビー部で、役者になる前は高校の教師をやっていたのだが、その時も顧問として生徒を指導していた。ヤンチャな生徒の多い学校だったため、けっこうなスクール・ウォーズ状態だったらしい。けれどそれが逆に当時の想いを熱くしてるようで、ことあるごとに「いいぞー、ラグビーは」と言っていたのだ。そんなこともあって「よおし、オレも高校入ったらラグビーやろう!」と決めた。いや、決めていた、はずだった。しかし──入学して数日経った朝、バスの中で中学時代のサッカー部の先輩に偶然会い、「お前、サッカー部入るよな。入らないわけないよなッ」と言われ、つい「ハイ、もちろんです!」と答えてしまったのだ(涙)。 でも、その時はさほどの後悔はなかった。まあ、サッカーだって3年間やってたのだから、決して嫌いなワケじゃない。だからイイか、と。ところが、である。サッカー部とラグビー部は練習にコートを半分ずつ使う。部室も隣同士だった。で、間近に見ると、まあラグビーというスポーツは面白いのだ。フォワードは直接的に肉体がぶつかり合う。そしてバックスはパスやサイドステップが華麗だ。トライを決める際には空中戦的な動きさえある。でもってカッコイイ。何かカッコイイかというと、まずあの横縞に襟のついたラグシャツというヤツがイカス。ヘッドギアもスペシャルである。紡錘形のあのボールがまたイイ。さらに、神戸製鋼の選手なんかを見れば判るように、ラガーマンというのは普段着を上から下までビシッとアイヴィー・スタイルでキメている。髪型はクルーカットか、初期のビートルズを思わせる短めのマッシュルームカット。あれもまた本当にカッコイイ。 特に僕の高校は制服がブレザーだった。ピンホールのワイシャツに細いネクタイ、夏は細めのコットンパンツ。ラグビー部の連中が揃ってそういう格好をして、颯爽と試合に出かけてく姿なんかを見るにつけ、つくづく「イイなあ」と思ったものだった。それともう一つ、『アメトーーク!』の中で中川家・礼二クンが「試合前、既に感情が高ぶって泣いてしまう」と言っていたが、ラグビーとは圧倒的に情熱的なスポーツである。そもそも19世紀イギリスのパプリック・スクールでフットボールの試合中、一人の少年が興奮のあまりボールを手に持って走ってしまったのが起源だといわれているくらいなのだ。高校のグラウンドで行われる他校との練習試合なんかを見ていても、その時の感情の爆発、チームの一体感には凄まじいものがあった。また、やはり『アメトーーク!』の中でも語られていたが、脳震盪を起こして試合中のことをほとんど覚えてないなんてこともある。仲の良いラグビー部の友達が試合の翌日、「後半は一切記憶がないんだよな」なんて言ってるのを聞き、内心「うっひゃあ、カッチョイイー」と思ったものである。 一方それに比べ、結局僕は高校時代、サッカーにはやはりのめり込むことが出来ず、途中でバンドを始めたこともあり辞めてしまい、ついでに生徒会の副会長なんてものを成り行きで引き受けてしまうという、何とも軟弱で文化系な青春を過ごすことになるんである。ところで話は変わりますが、確か2年生の時、あの山口百恵さんがウチの高校に来たことがあった(ちなみに僕は百恵ちゃんと同い年)。赤いシリーズの撮影であった。体操部に所属しているという役柄で、体育館を使ってロケが行われた。人気絶頂の頃だ。放課後だったがもちろん誰一人帰ることはなく、校内は騒然となった。百恵ちゃんは日出女子学園のものだろう、制服を着て現れ、最初は校門から歩いて体育館に入ったのだが、撮影が終わった時にはすごい騒ぎになっていたので、学校側が気を利かせたのだろう、タクシーが校内体育館の入口まで入って来て、彼女を乗せて動きだした。 その時であった。悪いことにちょうどグラウンドではラグビー部が他校を招いての対抗試合を終えたところだった。ウチの高校のラグビー部にはヤンキーなんかはいず、普段は皆、常識的な高校生だったのだが、おそらくヤツらは試合直後でテンションが尋常じゃなかったのであろう。泥まみれのユニフォームのまま全員でワッと百恵ちゃんの乗ったタクシーを取り囲み、「モモエー、モモエー!」と叫びながら窓を叩いて追走した。言わば野に下って来た大猿に囲まれたお姫様状態である。当初ロケはあと3回ほど行われる予定だったが、翌日の朝礼で校長はこう言った。「えー、百恵さんはもう来ません。撮影は今後××学園(近所のお金持ちの子が通う私立高校)で行うそうです」と。合掌(涙)。
by tohramiki
| 2012-04-14 13:09
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