8時起床、9時過ぎよりjog。ネットのスポット天気予報では、我が家近辺9時の気温は4℃。けれど陽射しが強いので、体感的には暖かい。やっとのことで梅の蕾がほころび始めた。気分はもう春。今日は光市母子殺害事件で、元少年の被告に死刑の確定が出た。昼から夜遅くまで、テレビで本村洋さんの会見を何度も繰り返し観る。人間というのは、我が身に起きたことを真摯に正面から受け止めようと心懸ければ、たとえそれが深く絶望的な哀しみだったとしても、成長もするし精神は強靭になり優しくもなれる。けれど逆にすべてから逃げ続け反省することなく過ごしていくと、人は果てしなく劣化する。救いようがなくだめになる。21世紀はこのように、立派な人とだめな人間の乖離が甚だしくなる時代だ。そして今日本村さんが語ったように、たとえどんなに気高く生きようとも、誰もが敗者になる時代なのだ。