相変わらず
7月31日の日記に書いた、〈なんちゃって茄子の鍋しぎ〉にハマッているトーラミキですが、今日も午前中いつものスーパーいなげやに行くと、ぷりっぷりのが1本38円で売ってたので購入して来ました。しかし本日ネットを見てたら、明日8月31日は「野菜の日」なんだそうで、
〈子どもが嫌いな野菜、1位は「なす」〉という記事が出ていた。うーむ、そうなのか。何ンでだろ? ところで僕らが小さい頃、つまりは昭和の時代、「子どもはニンジンが嫌い」と言われてませんでしたか。あれね、昔から解せなかった。だって例えばハンバーグの付け合わせのグラッセなんて、甘くてバターが効いてて、お子様が最も好みそうだ。カレーに入ってる人参も同様。
僕の場合、「変わってる」「子どもらしくない」と言われましたが、トマトが苦手でしたね。実は今でもそう。例えばスライスしてドレッシングをたっぷりとかけ、レタスや胡瓜と一緒にツナサラダ、なんてのは好きですが──うーん、だけどそれも、30才くらいになってからかなあ。居酒屋の冷やしトマト、ざくざく切って塩ぶっかけて食うヤツ、あれには未だ食指が動かない。が、しかし! 熱が加わると話は一気に変わる。サンジェルマン辺りで美味しいイングリッシュ・ブレッドを買ってきて厚さ1.5センチくらいにスライス。そこにフライパンで軽く脂を落としたベーコンを敷き、レタスを敷いてのBLTサンド。マヨネーズを乗せ、オーブン・トースターで焼いたのなんてもー、うまうま。あとはピザですね。トマトのトッピングの無いピザなんて考えられない。
中野北口、サンプラザの西側に位置する飲み屋街の一角に、台北酒場というお店がある。カウンターだけのこぢんまりした、落ち着くうえに出て来るもの何でも美味いというカンドー的なところなのだが、台湾出身の美人のママさん(←推定50代だが本当に綺麗な人)が、中華鍋でシャカシャカと手早く作ってくれるトマトと玉子の炒め物が絶品。これね、家でやってみても何故か上手に作れない。トマトの水分が出てぐしゃぐしゃになってしまうか、あるいはイマイチ火が通らずトマトの甘味が出ない。おそらくママさんによる本場のコツがあるのだろう。それにしても台北酒場、もうずいぶん行ってないな。5、6年、いや、もっとか。