8時起床。冬の朝は珈琲を飲みながらストレッチをする。買い置きを忘れ、それが最後の一杯になってしまったので、ジョギングのついでに買って来ることにした。ちょうど近所のスーパーいなげやは9時半に開店する。ストレッチに約20分、そしてシットアップとスクワットに40分。9時15分、ウインドブレーカーにクレジット・カードだけ入れて外に出る。約15分、ゆっくりゆっくり走って行って買い、一旦家に戻り、玄関に珈琲とカードを置いてまた走り出す。その30分ほどが良いウォーミング・アップになる。
それにしてもいつも思うのだけれど、朝に珈琲やらパンを買うのは何んであんなに楽しいのだろう。楽しくありませんか? 開店したばかりのスーパーというのもまたイイですね。天麩羅やコロッケといったお総菜が出来たてで、買うわけではなくただ眺めているだけで幸せな気分になる。そして、以前お気に入りのUCC炭焼珈琲というヤツが最近何処でも売ってなくて困る──という話を書いたけれど、代わりを見つけました。KEY COFFEEの
「カフェアデッソ エスプレッソロースト」。苦みが強くコクもあって僕の好きなタイプ。香りも良い。
そして安い。UCC炭焼珈琲が210gで500円以上するのが、コチラは本日いなげやでは296円(200g)。ただし、最近は安いからといって「ワーイワーイ」と単純に歓べない。デフレということもあるし、
〈フェアトレードコーヒー〉という問題もある。珈琲というのはその多くが第三世界の貧しい国々で作られていて、西側社会による理不尽な搾取が存在しやすい。もうひとつ、大量生産には農薬の過多という側面も付きまとう。だからフェア(公正)なトレード(通商・貿易)に基づいた珈琲を飲みましょうということだ。別にだからと言ってUCCが良くてKEY COFFEEがダメということもないのだろうが、素直に「安くてイイなあ」と思えないのが困る。面倒な世の中である。
人生幸朗師匠が今ご健在なら、「責任者出て来い」とおっしゃるだろう。
※写真は近所のスーパーいなげや。その壁面。〈DELICATESSEN〉という文字があるが、確かにココのお総菜は美味しい。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。