相変わらず4時半から5時半の間には起きている。こう書くと、すごく真面目で勤勉な人のようだが違います(涙)。最近はそうやって遅くとも早朝6時過ぎくらいから仕事を開始するわけだが、午前11時頃には眠気がやって来て、そこで1時間くらい二度寝をする。この冷たくて寒い、冬の遅い朝に微睡むのが、本当に気持ち良い。だから早朝は「う〜ん、眠い。まいったな」と思うのだが、約6時間後の眠りを楽しみにして起き出すのだ。そして大抵の場合、とても心休まる夢を見る。今朝のはこんな感じ。
僕は夢の中でもベッドの中にいて、やはりうとうととしている。暮らしているのはこの部屋ではない。静かな郊外に建つ、小さいけれど感じの良い一軒家だ。1階にダイニングキッチンと浴室。2階には僕の眠る小さな寝室と仕事部屋。階下にはもうひとつ小さな部屋があって、そこには20代後半と思われる女の子が住んでいる。僕と何か関係があるというわけではなく、彼女はイラストレーターかデザイナーをしていて、でもまだかけだしなのであまり仕事がないとかで、ただ同然でウチに間借りしてる。そんな雰囲気。
階下から彼女の声が聞こえる。携帯で女友達とおしゃべりしているらしい。いわゆる女子トークである。「そうなのよぉ、それでぇ」と言いつつ、くすくす笑っている。僕はその声を聞きながら、うとうとと微睡み続けている。そんなたわいもない夢。でも眼が覚めた時、何故かとても幸せな気持ちだった。起き出してリビングへ行き、ジェイムス・テイラーのアルバムをかける。1977年の
『JT』。高校三年だったか浪人していた時か、今頃の季節によく聴いた。「さあ、女の子達、こっちへおいで。僕の言うことをよくお聞き。ベイビー、僕は君の恋の修理屋なんだよ」(7曲目の『ハンディ・マン』。1964年、デル・シャノンのヒット曲のカヴァー)
※写真は寝室から見た朝の風景。犬を散歩させている人の姿も少ない。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。