4時半起床。昨夜は久しぶりに12時前には床に就くことが出来たので、少しだけゆっくり寝られた。夜が明ける前からiMacに向かう。今日は書き下ろしを小休止して、レギュラーの仕事を進める。短いコラムとウェブの連載1本を書き上げ、正午前に外出。午後1時、原宿竹下口にて編集Tくんと昼食を共にしながら打合せ。その後、『ビデオ・ザ・ワールド』誌の隔月連載、カンパニー松尾・バクシーシ山下両監督がホストとなる「山松対談」。今回のゲストは先月のインタビューに引き続き、石岡正人さんにご登場願った。
その石岡監督による
『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』←公式サイトがオープンしております。〈上映劇場〉のところをクリックして頂けると、東京「銀座シネパトス」「渋谷アップリンクX」、名古屋「名古屋シネマスコーレ」に続き、大阪、京都、神戸、福岡、広島と、今後も各地の上映が決まっていくようです。お近くの方は、マメにチェックして頂ければと思います。さて、Tくんと別れ、Y編集長、石岡さん、配給会社のAさん、宣伝のYさんとも合流。神宮前4丁目近くにあるHMJMへ。
松尾・山下両氏と石岡監督はほぼ初対面に近かったが、もちろんお互いの存在は以前から知っているし、石岡・1960年生まれ、松尾・65年、山下・67年と年齢もある程度近く、何より80年代後半から90年代と、ほぼ同時代のAVを歩んで来たから(石岡氏は代々木忠監督の助監督を長らく勤め、その後Vシネマや一般映画を撮りつつ自身もAVを監督した)いつも以上に話は弾んだ。僕は以前から代々木忠とバクシーシ山下、実はドキュメンタリーの手法が似ていると捉えていて、それを言うと石岡さんは「代々木さんはビデオの生撮り的だけど、山下さんのドキュメンタリーって何故か映画っぽいよね」と発言されていた。
ふむ、そう言えばバクシーシ山下、そして
12月4日の日記で触れた平野勝之の作品もそうなのだが、事実を捉えているのに関わらず、登場人物が本人も無意識のまま何かを演じているような、劇映画の中の人物のように見えてしまう。別れ際松尾さんから、「トーラさん、これで今年最後になるかもしれないね。一応、良いお年をと言っておきます」と声をかけられ、ああ、そうなのか。
あれからもう一年経ってしまったのかと思う。HMJMの若手監督・タートル今田くんを交え、話をしたのは本当に昨日のようだ。最寄り駅に戻ったのは夕方6時過ぎ。さすがに眠かったが、次はいつ行けるか判らないのでジムにより、約1時間半身体を動かしてから帰宅。
※写真は今日の原宿竹下口、銀杏の葉が落ちる舗道。午後1時。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。