5時起床。いつものように暗い室内でヨーヨー・マの『バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)〜インスパイアド・バイ・バッハ』をかけてストレッチ。その後熱いシャワーを浴びて眼を覚まし、珈琲を入れて6時過ぎより原稿書き。正午前に終了。簡単な昼食をとってから外出。高田馬場コアマガジンにて『ビデオ・ザ・ワールド』誌、
10月7日の日記にも書いた『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』の監督、石岡正人氏へのインタビュー。我が家から高田馬場まではJR中央線で中野へ出て、そこから東京メトロ東西線に乗り換えるのだが、ホームで1本電話を入れとかなくちゃと会話してたら、目の前に「えっ?」と振り向く人物が。石岡さんだ!
彼も荻窪の事務所から中央線で来られたのだろう。聞いてみると僕が電話で「もしもし、東良です」と言った言葉に「あれっ?」と思われたとか。うーむ、名前が珍しいとこういう時にも眼を惹くならぬ耳を惹くのだ。気をつけなきゃ。「あー、モシモシ、トーラですがぁ。出がけにウ○コしてたらクソの切れが悪くてさー、ちょっと遅れるわー、ゴメン」なんて不用意に言えないな(涙)。えー、お食事中の方がいらしたら申し訳ありません。石岡氏へのインタビューは大変面白く興味深かったのだが、記事にするということもあり、映画公開の予定等も含めまた改めて書きます。
午後4時過ぎにコアマガジンを出て、帰りは吉祥寺に寄り、ヨドバシカメラで取材用の電池(エネループ)や、資料用ビデオを残しておくためのDVD-R等を買って帰る。此処数日、昼間は暖かいのだが夜になるとぐっと気温が下がる。街ゆく人は女性はハーフコート、若者の中には革ジャンを着てる人もいた。駅前の交差点にはサンドイッチマンが立っていて、「今ならタイムサービスで生ビールがワンコイン!」と叫んでいる。100円かあ、安いなあと思って見ると、〈生ビール10円〉とある。デフレもココまで来たか、という感じである。最寄り駅にたどり着いたのは6時前。さすがに5時から起きてると眠い。いつもは家まで30分の道のりを歩くのだが、今日はコミュニティバスに乗った。
他の地方はどうか知らないが、東京は大抵の街で走っている。路線バスより二回りほどちっこい可愛らしいやつ。小金井市を走るの「CoCoバス」と言い、20分に1本という運行時刻が判りやすいし、循環コースで何処まで乗っても100円。安くてお得。しかしまあ、コチラはデフレではなく市から補助金が出ているのだろう。大の大人が座るには座席も小さいのだが、それでも腰を下ろした途端眠ってしまう。最近、乗り物で眠ることが多いな。疲れが溜まっているのだろうか。