9時起床。にも関わらず眠い、やたら眠い。よく考えたら昨夜は『ゲゲゲの女房』木曜日ぶんを観て、その後、松下奈緒さんがゲストの『びったんこカンカン』を見終わると1時半過ぎ。そろそろ寝るかとHDD録画画面をオフにしたら『朝まで生テレビ』をやっていて、例の中国漁船船長釈放のニュース、それに関する意見などもあり、ついつい4時まで観てしまったのだ。その後の経済問題も面白かった。いや、面白いとか言ってちゃいけないか。円高もデフレも、知れば知るほど深刻だ。
そんなわけで、遅くなったけれどjogに出るかと用意をしていると、
9月22日に書いた夏の兄弟・とっちゃんのお店こと、「小多田屋」さんよりお米が届く。丹波篠山産コシヒカリ、市内でも特に限られた地域でとれた新米。その名も〈でかんしょ米〉である。これはもう、走るより食欲を後まわしには出来ず(笑)さっそくいただくことする。おそらくとっちゃんが書いたのであろう、「丹波の米屋のこだわりコラム」という文章が同封されていて、その中〈ごはん炊き名人3つのポイント〉というのを参考にする。
まずはその1「研ぐ」だが、お米屋さんで精米された米は昔のようにゴシゴシと研ぐ必要ななく、浸す程度に水を入れ2〜3回かき回してすすぐ。これをもう一度繰り返し、後は軽く水が澄むようにすすぐと。目安として3カップのお米なら2〜3分で洗い終えること。その2は「浸す」。お米の芯まで水分を浸透させるには、水に充分浸す。冬で1時間、夏場は30分。春、秋はその中間と覚えておくと良い、と。その3「蒸らす」だが、これも最近の炊飯器なら蒸らしは自動的にしてくれるものが多い。問題はその後、蒸らし終わった後上手に混ぜること。
炊飯器のごはんは場所によって美味しさにムラが出来るので、混ぜて味を均一化する。同時に混ぜることで余分な水分か飛び、いわゆる「お米が立った」状態になると。うーむ、ナルホド。本当は竹製のおひつにあけるのが良いんだろうなあ(持ってないけど)。混ぜ方は、「まずしゃもじをごはんの周りにぐるりと入れ、ここからごはんを返すように真ん中へ向かって手早く混ぜ、ごはんの上下を入れ替えます」。この時「しゃもじは必ずぬらし、ごはんの粒をつぶさないように、切るような感じに混ぜるのがコツです」とある。
フムフム、判ってるようで意外に知らないこともけっこうある。これだけでずいぶん美味しく食べられそうだ。それにしても、炊飯器のお釜にザッと入れた新米の美しいこと。純白で表面が半透明に輝き、大げさではなく小さな宝石のようだ。上記の通り軽く研ぎ、水に浸し、パチンとスイッチを入れる。そしていそいそとみそ汁作りを開始するのでありました。とっちゃん、おおきに!