現在これを書いているのがリアルタイムで、日付が変わった9月25日午前0時過ぎ。昨夜仕事が終わってからは『キングオブコント2010』を観たので、『ゲゲゲの女房』が木曜と金曜ぶんHDDレコーダーに溜まっている。そしていよいよ明けて本日土曜日が最終回。この日記は基本的にその日の夜にざっと書き、翌日ジョギングを終えてから書き足し、推敲してアップする(←そのわりに誤字や変換ミスが多い、涙)ので、その頃にはすべての物語が終了している。寂しいなという気持ちもあるが、半年間、これだけ毎日毎日15分のドラマを楽しみにして観られたというのは、やはり幸せな体験だったニャーと思います。
あくまで個人的な感想としてだけれど、これだけ『ゲゲゲの女房』が面白かったのは、まず第一に山本むつみさんの素晴らしい脚本があって、それに基づき大杉漣の源兵衛、風間杜夫のイトツ、村上弘明演じる深沢社長、梶原善の戌井さんといったキャラクターが次々ハジケていったからだと思う。巨匠・倉本聰氏はエッセイで、「テレビドラマは最初から人物像を書き込み過ぎてはいけない」という意味のことを書いておられた。実際に放映が始まり、俳優がその役にハマッていった時、役者の個性に合わせて書き込んでいく。そうすることによって、演じているはずの俳優が、まるでその人物自身のように生き生きと動き出す。
大人計画の平岩紙と星野源、柄本佑から斎藤工、窪田正孝に永岡佑といった、NHKらしからぬマニアックなキャスティングも良かったですね。普通この手の連続ドラマを録画して観ていると、クレジットタイトルの場面が鬱陶しくなりサーチしちゃったりするワケですが、ゲゲゲの場合、逃さず見て、「おー、今日はこの人出るのか!」と嬉しくなった。さて、日記も書き終わりましたので、まずは木曜ぶんの15分を観て、その後は本日放送、松下奈緒さんがゲストの『びったんこカンカン』観て、金曜日の回と最終回は明日、明後日のお楽しみにとっておくつもり。「♪♪ありがとぉ〜」と唄いつつ、冷蔵庫に「のどごし〈生〉」を取りに行く。