6時起床。昨日ほどてはないが5月にしては暑い朝。124分走る。お昼は久しぶりに、長葱と豚肉を使い、人参とピーマンも加えた炒飯を作ってみる。と言うのは、5月11日の日記に書いた『有賀幹夫写真展 KING OF ROCK'N ROLL 忌野清志郎』を観に行った帰り、井の頭線渋谷駅西口(下北沢方面側)近くでラーメンを食べて帰った。
「男旭山」という旭川ラーメンのお店である。この辺りはいわゆる〈激戦区〉らしい。
僕はラーメン通でもなんでもないので、どの程度の味だったか、というようなことは語れないのだが、ただこのお店、ラー油やお酢等の他に、大きめな壺に入った調味料が二つ、テーブルに置いてあった。中身は黒いものと真っ赤なもの。黒はためさなかったから判らないが甜麺醤だろうか? そして赤い方は豆板醤だった。これを、何気なく麺やチャーシューに付けて食すると思いのほか美味しかった。
そこで思い出した。香港へ行くと、どのお店に豆板醤がテーブルに常備されていて、これを小籠包や春巻きはもちろん、炒飯のようなご飯ものにも、お箸でチョコチョコと付けて食べると非常に美味なのであった。そこで家でもやってみたわけですね。ただ、スーパーで売っている豆板醤というのはどうも塩辛過ぎる。ふむ、では巷で人気で未だに売り切れが続いている別名〈食べるラー油〉、通称「桃ラー」こと「辛そうで辛くない少し辛いラー油」、この豆板醤もアレ風に具を入れてみたらどうだろうか?
ネットで調べてみると、桃ラーの中身はフライドガーリックや干し海老などだそうだ。そこで大蒜を胡麻油で軽く揚げ、袋入りの干し海老を買って来て、市販の豆板醤に混ぜ込んでみた。するとこれが不思議。塩辛さは減るのだが、何故か唐辛子の辛味がアップする。そこでお砂糖を少々、蜂蜜をタ〜ラタラと加え、日本酒もちょいと混ぜてみる。フム、甘味が増すのは当然として、お酒はかなり風味が出る。紹興酒であればもっと香ばしいかもしれない。改良の余地はかなりあるが悪くない味だ。とゆーか、各メーカーさんは「食べる豆板醤」「辛そうで辛くない少し辛い豆板醤」を出せば、これも大ヒット間違いナシなのでは、と思いました。