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7時起床。久しぶりのjog。4日間走れなかった。ところで懸案のジョギング・イヤホン問題ですが、結局SONYのステレオヘッドホン MDR-A35SLというものを購入致しました。リンク先の写真を見て頂ければお判りかと思いますが、いわゆるオーバーベッド型の折りたたみ式。極めて個人的な感想ではありますが、「ふむ、やはりココに戻って来たんだな」というのが偽らざる気持ちであります──と書いても読んでいる方にはサッパリお判りにならないでしょう。ご説明致します。
何度も書いた気がするけれど、僕がこのジョギングというスポーツに取り憑かれたのは1989年、ハワイのワイキキに約2ヶ月半ほど滞在した時であります。当時はもちろんMP3プレーヤーなんてものは影も形もなく、それでも発売当初よりも相当小型軽量化されたウォークマン──正確にはAIWAのウォークマン型再生専用カセットだったが──を握りしめ、ロックンロールを聴きながら走っていた。季節は初秋。とは言えハワイは暑いので、汗が浸みないようにコンドミニアム備え付けのハンドタオルでくるんで掴むというスタイルでありました。 1987年に発行された村上春樹さんのコラム集『‘THE SCRAP’〜懐かしの1980年代』に「ランニングのための音楽」という章があり(雑誌初出は84年9月、とある)、此処に「スポーツ用品店でサポーターを買ってきて、そこにウォークマンのベースを固定して取り付け、音楽を聴きながら走れるよう工夫してみた」という記述がある。これが、僕が「音楽を聴きながら走る」ということについて初めて眼にした文章である。この中には身体のどの部分に「固定して取り付け」たかということについては言及されてないが、確か他のエッセイで「二の腕に巻き付けた」と読んだ記憶がある。 この「二の腕に巻き付ける」という方法が、春樹さんのオリジナルだったのかどうかは判らないが、僕が89年にハワイに滞在した時、既にアメリカのSONYウォークマン・スポーツのシリーズでは商品化されていた。ただしカセット・テープではなく、FMラジオだった。お洒落な黄色いカラーの、大きさは10枚入りガムを一回り大きくした程度。アメリカ人の若い女の子が、ウエストを剥き出しにしたスポーツ・ブラ・スタイルのウェアを着て、このFMウォークマンを聴きながら走ってる姿なんかは本当にカッコ良かった。ただしこれはFM局が無数にあるアメリカだからこそ作られたものだったようで、日本では商品化されなかったはずだ。 で、その時米国製SONYのウォークマン・スポーツ・シリーズに付属していたのが、オーバーベッド型イヤホンだったのだ。日本でも79年の発売当時はその型のイヤホンだったが、80年代も半ばになるとインナーイヤー型が主流になり、特にその頃では右耳側が長くて左が短い、首の後ろを通すタイプが流行っていて、オーバーベッド型は少々無骨でダサイというイメージがあったのだ。けれどアメリカ人はやはり洒落っ気よりも実用を採ったのだろう、スポーツ用にはズレずにしっかり固定することの方が重要だったのだ。 そして20年が経ち、僕の感想もやはりそこに落ち着いたワケです。オーバーベッド型はがっしりと力強く頭にフィットするぶん、耳に付けているという感触を忘れる。もちろんズレない。特に僕のようなキャップを被って走るのが好きなジョガーには一番だと思う。ところでiPod Shuffle第3世代は本体にコントローラーが無いので、純正ヘッドホン以外のものを使う時にはアダプターが要る。で、以前にも書いた〈BELKIN iPod Shuffle Headphone Adaptor F8Z452JA〉を使用するワケですが、これが思わぬスグレモノでありました。まず第一にケーブル部が硬くしっかりしているので、走っていてもヘッドホンのコードがフラフラしない。 それと、iPod Shuffle第3世代のコントロールはギリギリまで簡略化されている。「カチッ」と1回押せば再生が始まり、もう1度押すと止まる。「カチカチッ」とマウスのダブル・クリック風に2度押すと次の曲に進み、「カチカチカチッ」と3回押すと前の曲に戻る──と実に良く考えられてはいるのだが、純正ヘッドホンはそのコントローラー部分まで極力細く軽量化されているので、その操作が指先に頼りないのです。自分では2度「カチカチッ」したつもりでも、それが機械に上手く伝わらず、止まってしまったりした。その点このBELKINのアダプターは、無骨に作られてるぶんだけ、カチカチと気持ち良く操作出来るのであります。
by tohramiki
| 2010-01-31 13:39
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