多少疲れが残っている気がしたのと、昨夜のうちに原稿が書き上がらなかったこともあり、jogは自粛。早朝よりiMacに向かう。昨日ほどではないが、今朝も気温は低い。このように秋が深まって来ると、温かいものが食べたくなる。それもつゆもの、そして麺類。されど鍋焼きうどんには少し早いので、お蕎麦なんてどうでしょう。というワケで本日のお昼は鶏南ばん蕎麦にしてみました。本当は鴨南といきたいところだが、スーパーに鴨は年末以外売っていない。鶏もも肉で代用いたします。蕎麦は前回西友へ寄った時、イイ感じの更科が売っていた。温かい鶏南には、黒っぽい田舎風より真っ白な更科がよく似合う。
本日は朝起きてすぐ、丼に七分目ほどお水を張り、昆布を一枚、切れ目を入れ沈めておいた。本来なら一晩おきたいところだが、今朝思い付いたのだから致し方ない。ごく短いコラムを書いてメールで送り、昨日ある程度手をつけていたインタビュー原稿を進める。で、終わりが見えてきた辺りでちょうど正午少し前。TVのお昼のニュースを流しながら支度開始。まず4時間程経ってほどよくだしの出た丼の水を、昆布ごと雪平鍋に移し替え、中火にかける。煮立ったところで昆布を取り出し、鶏肉のぶつ切りを投入。この際、ローリエを一枚、もしくは葱の青いところを一緒に煮ると肉の臭みが取れる。
味付けは醤油と塩少々、鶏肉から旨味がたっぷり出ているので、日本酒で引き締める。一方大きめの鍋に多めのお湯を沸かし、半分は丼に入れて器を温め、半分でお蕎麦を茹でます。茹で上がった蕎麦は冷水で洗い、良く水を切ってから先ほど丼を温めていたお湯をさっとくぐらせ、おつゆをかけて出来上がり。薬味は白葱。でわでわいただきます。しかまあ、アレですね。こういう穏やかな秋の日に、温かいお蕎麦をずるずるとたぐるのは人生のシアワセでありますね、ずるずる。鶏肉を囓り時々旨味の効いたつゆをすすり、ふと窓を見ると紅葉も見頃。ずるずる。そう言えば久しぶりにカレー饂飩なんてのも食べてみたいなあ、なんて思う食欲の秋。あー、ずるずるずる。