昨夜この日記をアップしたのが確か午前2時頃、そしてレビュー用DVD、最後の一枚を観終わったのが3時半頃だったろうか。床に就いたのはやはり4時過ぎ。それでも仕事続きでテンションが上がっていたのだろう、6時半には自然に眼が覚めた。珈琲を飲んで頭を起こし、その後は蜂蜜を溶かした甘い麦茶をちびちびと飲みながら、レビュー原稿を1本、また1本と書いていく。正午、8本書き上がったところで『ビデオ・ザ・ワールド』Y編集長より電話。「取り敢えず上がったものだけ送ってください。残りも至急で」とのこと。
普段はこの時間になるとどうしようもなくお腹が空いて、何か食べてしまうとガクンとペースが落ちるのだが、今日は何故か空腹を感じない。そのまま残り5本を終えたのが3時少し前。やれやれと遅い昼食をとり、さてひと眠りしようかと思うのだけど何故か少しも眠気が来ない。それではジムにでも行くかと外を見るがあいにくの雨。風も強く東京は警報まで出ていた。仕方なく音楽などかけ、片付けものや雑用を済ます。台所の洗い物をして、軽く掃除。古新聞をまとめたりしているうちに夜になる。
さあ、仕事も終わったし、お風呂に入りたっぷり汗をかいてからビールを飲もうと湯船につかる。すると此処に来て強烈な睡魔が来る。気をつけていないとカクンと眠りに落ち、顔が水没しそうになる。思っていた以上に疲れていたことに気づく。寝てしまったら起きられず、そのまま溺れてしまうかもしれない。うー、イカンイカン。人はこうして孤独死の道を辿るのだろうなあ、などと考えていると、不意にあるメロディーが頭に浮かぶ。♪クイカイマニマニマニマニダスキー、クイカイコー、クイカイカム・・・。そうだ、数日前にベランダに洗濯物を干していた時、知らず知らずのうちにこの唄を口ずさんでいる自分に気づいたのだった。
クイカイマニ。そう言えばコレ、小学校の頃よく唄ったけど、いったい何処の国の唄なんだろう。だいいち何語なんだ? とその時思った。何となくヨーロッパの小国って感じがするな、デンマークとかベルギーとか。何故今まで疑問に感じなかったのだろう。でも、今はインターネットという便利なものがあるのだ。後で調べてみよう──そう決めておきながらいつの間にか忘れていた。ううむ、それにしても眠いな。ああ、ダメだ、睡魔には勝てない。死んでしまう、そうか、俺はクイカイマニの意味も知らずに死んでいくのか。ウーン、それだけが心残りだ。口惜しいなあ。では皆さん、さようなら、♪オニコディーモォ、オー、チャリアリウンパァ・・・・・・というのはウソで、ググッてみた結果は→
コチラ(五十音表“く”のいちばん上にあります)。へー、××語だったのは意外や意外。