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5時起床。入念にストレッチしてからjogに出る。腰をヤッちゃって以来、7日間の自粛後初めてである。実は一昨日試しにウォーキングをして、途中何度か軽く走って様子はみておいた。痛みはまったくない。ただ無意識に腰を庇うため、ふくらはぎやお尻の筋肉に負担がかかる。問題は走っているうちにそうやって各部筋力が弱ってくるため、突発的な負荷をさけることだと思う。つまり走ってきた自転車とかをよけるために急な方向転換をするとか、地面の凸凹に足を取られるとか。そうなるといつまた「ぐきっ」とイッちゃうか判らないので、そもそも僕は走るのが遅いのだが、用心していつもよりさらにゆっくりゆっくり走る。124分。それにしても本日の東京は美しい朝でありました。新緑が輝き、ツツジや小手毬が風に揺れる。まさに薫風の五月。
それにしてもこうしてたまに故障などしてしまうと、僕は現在53才。果たしてあと何年元気に走ることが出来るのだろうか? なんてことをしみじみ思う。しかし、です。この季節早朝5時から6時半くらいという時間、公園は最も人口密度が高い。しかもほぼ全員がお年寄りである。推定平均年齢75才かそれ以上。少なくとも60代とおぼしき方は皆無である。いやー、高齢化社会。人生の先輩方に対し不遜な言い方ではありますが、世の中にジジババがこんなにいたのかー、と思う。そして、まー皆さんお元気。お母さん達は一様におしゃべりしながらのウォーキング、ラジオ体操、太極拳くらいなのだが、問題はジジ連である。公園には遊戯施設とトレーニング器具的なものが設置されたコーナーがあるのだが、朝っぱらから腹筋やったり懸垂やったり。中には上半身裸のジジイもいる(涙)。 ![]() ※写真は定点観測シリーズ。仕事場の窓より五月の朝。本日はアンパンマンバスが停まっておりました。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。
夕方より取材。新中野にあるソフト・オン・デマンドさんへ。こちらはSODクリエイトという制作会社も有するが、AVメーカー数10社のコンテンツを扱う流通グループである。テレビ番組『¥マネーの虎』に出ていた高橋がなりさんが創設した会社と言えば、「ああ、なるほど」と判る人もいるかも。今回〈VTV〉という新しいイメージビデオのレーベルが始まるというので、『ビデオ・ザ・ワールド』誌のインタビューのため訪れた。社屋の前で編集長と待ち合わせ受付に向かうと、背後から「うわー、ご無沙汰ですー」と声をかけられる。Kプロデューサーだ。10年ほど前までよく仕事をした。大昔、編集者だった僕をAV監督にしてくれた恩人で伊勢鱗太朗という人がいて、その伊勢さんが監督、僕が脚本を書き、Kさんがプロデュースするというチームだった。とは言えよくよく考えてみると作った作品は3、4本くらい。その3人に伊勢組制作主任のSちゃんを交え、いつも飲み屋にいたような(涙)。「久しぶりにメシでも行きましょうよ」「ぜひぜひ」と言って別れる。
![]() ※写真はJR中野駅から新中野へ向かう途中。以前から気になっていた古いアパート。〈中央線『ガロ』的建造物〉である。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・400。
えー、毎度お馴染みセコいお話でこざいます。先日ワタクシ、駅前のスーパー西友に行きました。で、買い物(約10品・合計1,545円也)を済ませレジを通って持参のデイパックに食材を詰めていたところ、「あ、いけね。納豆買うの忘れた」と思ったワケです。コレね、もう一度買うのってけっこう面倒クサイしちょっと恥ずかしいんですね。レジのオバサンに「あれまこのシト、納豆買うの忘れたんだわ。マヌケねー」と思われる(涙)。なので帰り道にもう一軒あるスーパーいなげやに寄ればイイかとも考えたんですが、しかしですね、西友は納豆安いんです。オリジナルブランドだから50gが3パックセットで78円。いなげやだとメーカー品が45g・3パックで高い時は98円。なので気を取り直し再び売り場に戻り、納豆1コだけ持って再びレジを通ったワケです。
さて、スーパーをよく利用する方はご存じでしょうが、最近は何処のチェーンでもCO2削減のため。必ず「レジ袋お使いになりますか?」と訊かれる。「要りません」と言うと2円引いてくれる。僕はデイパックを持っているし、何せ納豆1コなので不要。従って78-2=76円。さて、何か気づきませんか? そう、10品買って1,545円でも、1コ78円でも同じく2円引きなんです。ということはですよ、10品買って1コずつレジを通れば20円引きになる。コレって何でしょう、安い品を買えば買うほど安くなる三段逆スライド方式(←byハトヤ大漁苑)。まあコッチは一銭も損はしないから別にいいのですが。で、思い出すのが子供の頃によく言った、「道端に1円落ちていたら拾うか?」というヤツ。曰く「腰をかがめて拾う動作には2円以上の労力がかかるから、結果1円の損になる」という都市伝説であります。 ![]() ※写真は本文と関係ありません。2年前の6月、御茶ノ水駅のホームを撮影。強いて言えば現在のワタクシ、長時間椅子に座った直後に立ち上がると、画面のお母さんのような腰の状態になります。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。
うどん供へて、母よ、わたくしもいただきまする──種田山頭火の句だそうです。本日5月13日は母の日でしたね。昨日、土曜日はテレ東、朝11時半からの『田勢康弘の週刊ニュース新書』を毎週観ますが、この番組はネコがスタジオ内をウロウロするのも楽しみなのだが、最後に編集後記として田勢さんが俳句や短歌を紹介する。そこで知りました。山頭火こと種田正一は山口県の大地主の家に生まれたが、彼が11才の時、母親が敷地内にある古井戸に身を投げて自殺する。父親が家や商売よりも田舎政治と芸者遊びにかまけ、妻をないがしろにしたためと言われている。家業は造り酒屋であったが、そんな父と正一本人の過度な飲酒癖によって破産。正一は今でいう酒乱のアルコール依存症であった。その後も熊本で古本屋を営んだりするものの、泥酔して錯乱、路面電車に飛び込む自殺未遂等の奇行を繰り返し離婚。やがて放浪の俳人となる。
![]() ※國學院大學の学生は渋谷駅東口から、一昨日アップした大横断歩道を越え、金王八幡宮の脇を通って渋谷区東のキャンパスまで通う。写真はその金王神社と通りを挟んだところにある小さなお社の鳥居。たぶんここも、30年前と少しも変わっていないと思う。5月10日夕方5時過ぎに撮影。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。
一昨日は打合せのため渋谷へ行ったと書いた。僕は渋谷区東にある國學院大學というところに通っていたので、まあ、色々と想い出深い街であります。東急文化会館が無くなり、そこに最近〈ヒカリエ〉という近代的なビルが建ったわけですが、昨日の日記にアップした写真を見て頂くと判るように、その向かい側、渋谷駅東口界隈は意外に変わっていない。本日の写真も同じ。246号線をまたぐ大ガードの下は、30年前から時間が止まったままのようだ。この「やまがた」という居酒屋も当時からそのままのカタチである。けれど学生時代は一度も行かなかった。おそらく実直なサラリーマンのオジサン達の憩いの場という雰囲気があり、すねかじりの学生ふぜいが入っちゃいけないと思っていたのだと思う。
![]() ※追記・昨日の写真を見た大学の同級生で、東急系の会社に勤めている友人からFacebook経由でコメントがあり、この辺りの風景もいずれ再開発で消えていくとのこと。尚更写真に撮って残しておくべきかなと思った。〈天風酒蔵・やまがた〉、5月10日、午後5時過ぎに撮影。data:ニコンD70、AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G。ISO・200。
うー、腰が、腰がだるい(涙)。昨日は午前中に病院までの道を歩きながら「ああ、いい天気だなあ・・・ところで、オレ、何だってこんな朝っぱらから散歩してるんだけ?」と本来の目的を忘れるほど快調だったのに。その後渋谷まで打合せに行ったと書きましたが、そもそも我が家から最寄り駅までは片道30分かかり、他にも色々と寄り道もしたのでずいぶん歩いた。そのしわ寄せが来たのかもしれない。痛みはまったく無いのですが、とにかくだるい。おそらく痛めている部分を庇おうとして、無意識のうちに筋肉を余計に使っているのでありましょう。やはり脚とか腕とは違って、腰って本当に書いて字の如く、人間の身体の要なのだなあとつくづく思う。
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6時起床。昨日書いたように、朝いちばんで整形外科へ行く。この街に暮らしてつくづくいいなあと思うのが、女医さんのいる病院が多いことである。持病(?)の逆流性食道炎を見つけてくけた食道科を併設した耳鼻咽喉科も、数年前眼が痛くて痛くてたまらなくなり、セカンド・オピニオンを求めて彷徨った挙げ句老眼と乱視用の眼鏡を作るよう勧めてくれた眼科も、先生から看護師さん、医療事務の人まで全員女性である。今回お世話になったところも同じ。ネットで調べてから訪れました。この女系家族ならぬ女系病院に共通しているのは、とにかくスタッフ全員が朝っぱらから元気。フェミニズムぽいと言うか社民党的「がんばろー!」な雰囲気に包まれていると申しましょうか。僕は密かにこの地、70年代型中央線吉祥寺以西文化というものが土壌になっているのではと睨んでいるのだがどうだろう?
そもそも朝ドラ『梅ちゃん先生』に出て来る戦争未亡人の典子さん(西原亜希)は、劇中「これからの時代、女も仕事を持つべきだと思って」と医師を目指した動機を語っている。そう考えると「お医者さん」(←看護師さんを含め医療スタッフすべて)というのは、女性の自立に取って最も象徴的に職業なのではあるまいか。まー、僕の場合自分が男なので、高い健康保険料払って診て貰うんである、身体や顔は女の人の優しい手で触って貰いたい。だって、「じゃあズボンを脱いで、ブリーフを少し下げてそこに寝てくださいね」なんって、男に言われた日にゃゾッとする(涙)。とまあ、そんなことはどうでもイイのだが、おそらく僕と同世代と思われる女医さんの問診を受け、念のためレントゲンを撮って貰う。背骨や椎間板に異常は一切ナシ。「軽い、腰の筋肉の捻挫」でしょうという診断。シップ薬を頂いて帰って参りました。 肺のレントゲンというのはよく撮りますが、自分の骨をまじまじ見るという経験はあまりない。先生によると、僕の脊椎はけっこう太くしっかりしていて、骨と骨の間隔も均等で「まあまあ良く出来ている」とのこと。ただ、腰の下の方に「腰椎分離症」という古傷が見られるという。これは10代前半の成長期に腰椎の後ろ、「椎弓」という弱い部分が運動によって疲労骨折するものらしい。そうか僕は中3から高1にかけて、腰が痛くて時々サッカー部の練習を休まずにいられない時があった。同じチームにも同様の症状のヤツが何人かいた。フム、あれはこの「腰椎分離症」だったのだ、と40年近く経って理解出来たりして。ともあれ、たいしたことはなかったです。今日はその後打合せで渋谷まで行ったのですが、まったく問題なく歩けました。ご心配頂いた皆さま、ありがとうございました。
人間にはある瞬間、時間にして1秒、いやコンマ何秒を境にして、その前とその後の人生がガラリと変わってしまうという時があります。本日、午前10時頃のワタクシがそうでありました。今朝も5時前に眼が覚めた。いつものようにストレッチをして、お風呂に入って眼を覚まし、この日記を書いて少し仕事もして、朝いちばんにジムへ入りました。僕の場合ウエイト・トレーニングはマシンを中心に、途中フリー・ウエイトという、ダンベルやバーベルを使う運動を挟む。事件はそこで起こったのであります(←NHK『その時歴史が動いた』松平定知アナウンサー風に)。まずはダンベル・カールという上腕二頭筋、つまり「力こぶ」の筋肉を鍛える運動をやります。そして次にサイド・レイズというメニューをやろうとした。これは立ったままダンベルを両手にブラ下げ、そのまま腕が水平になるまで持ち上げるというトレーニング。主に三角筋、つまり肩の筋肉を強靭に保つために行います。
で、これはダンベル・カールなんかと比べると比較的軽いウエイトを使う。僕の場合は片手に6キロ。これで油断した。床に置いたダンベルを握って持ち上げる際、10キロ超の重いモノなら充分注意する。膝をしっかり曲げて脚の力を使い、腰に負担をかけないようにする。しかし、まあ「6キロだから」とあまり気にせずそのままいった──エート、ですね。そう、腰、ヤッちゃったワケです(涙)。要は慢心してたと思うんですね。腰痛やぎっくり腰、五十肩なんかもそうですが、こういう中年病はすべて筋力の衰えから来る。その点自分だけは大丈夫と思っていた。特に腰には背筋の強化が必要ですが、僕の場合はジョギングをやっていることもあり、体幹で走るために大切な背筋は、腹筋と同じくらいかそれ以上に意識して鍛えてるつもりだった。 しかしマア、極めて軽度でよかったです。ダンベルを持ち上げた時、一瞬「うっ」と呻いて固まりましたが(涙)、その後はストレッチをして、帰り道もフツーに歩いて帰れた。仕事を終えてこれを書いている現在は夜の11時過ぎ。腰に痛みはなく、ただiMac前の椅子から立ち上がる時肘掛けを手で掴み、「よっこいしょ」と発言する必要があるだけ。ジョギングはしばらく自粛する必要があるかもしれないが、それもおそらく1週間程度ではないかと自己診断しております。念のため明日の朝いちばんで近所の整形外科へ行きますが。それにしても、僕は常々他の人よりも数倍ツイてる人生を送っていると自負しておりますが、今回も実に幸運でありました。もしもこの世に神様という人がいるのなら、イイ気になってひどい故障をする前に、「少し注意せよ」と教えてくれたのではあるまいか。最近は不幸な事故が多い。「あの時あの道を通っていなければ」「あのバスに乗っていなければ」と悔やんでも仕方のない後悔に苛まれている方もおられるワケです。少なくとも、自分に出来る注意は心懸けたいものだと感じた一日でありました。 ところで全然関係ないですが、例の二股騒動で話題の塩谷瞬クンって、井筒和幸監督の映画『パッチギ!』の主演の人だったのですね。全然気づかなかった。うーん、僕はずいぶん前にレンタルDVDで一度観ただけですが、「いい役者だなあ」と思ったけれど──と言うか、これを書くために調べていたら、『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』の監督で、『代々木忠 虚実皮膜〜AVドキュメンタリーの映像世界』を書く際大変お世話になった石岡正人さんの『TOKYO NOIR〜トウキョーノワール』にも出演していたのか? うーむ、知らなかった。どちらにせよ、綺麗な女性2人と同時にお付き合い出来た塩谷クンは、僕と同じくらい幸せな星の下に生まれた人だと思う。ではまた明日。
4時半起床。ゴールデン・ウィークとはまったく無縁の生活ですが、人様がお休みだとと思うとコッチもサボりたくなる(涙)。で、現金なもので連休が終わった途端こうして自然に早起き出来るワケです。ネットのスポット天気予報によると、外の気温は16℃というが、ベランダに洗濯物を干しに出ると意外に寒い。空も薄曇りと言うか、時々かすかに陽が射すだけ。なので、少し迷った末アンダーアーマーのロングスパッツとモンベルのウインド・ブレイカーでjogに出る。iPod Shuffleにはジャクソン・ブラウンの『レイト・フォー・ザ・スカイ〈Late For The Sky〉』、『プリテンダー〈The Pretender〉』、『孤独なランナー〈Running On Empty〉』という、70年代半ばから後半にかけてのアルバムから選曲して入れた。で、戻ってからはいつものようにお風呂で本を読むわけですが、コチラもまた『ジャクソン・ブラウン〜ヒズ・ライフ・アンド・ミュージック』という、2007年に翻訳が出た評伝を再読しております。
これはマーク・ビーゴという人がジャクソン本人には一切インタビュー等の取材をせず、すべて2次情報のみでそのライフ・ストーリーを書き上げたということで、ファンからはすこぶる評判の悪い本ではありますが(もう1冊リッチ・ワイズマン著、室矢憲治さんの訳で 『ジャクソン・ブラウン・ストーリー』があるが、コチラは現在絶版)、実に簡潔かつ巧みにまとめられた読みやすい書物だと思う。ビーゴさんは他にマドンナの本なんかも書いていて、アメリカにはこういう「バイオグラファー(伝記作家)」という職業があるらしい。そう言えばアメリカの本屋さんへ行くと〈biography〉という棚があって、けっこうなスペースを取ってますね。ではまた明日。 ![]()
さてNHK朝の連ドラ『梅ちゃん先生』ですが、梅子(堀北真希)も無事、他のC班の仲間と共に2年生に進級。厳しいドイツ語教諭(大和田伸也)に続いて解剖学の教授も登場するけれど、田中“あるよ!”要次が演じているということは、この先生絡みでまた何かエピソードが生まれそうな雰囲気です。ただ、僕としては宇野実彩子演じるバラック建て食堂のお姉さん、あかねちゃんがキャバレー『ニューオリンズ』のオーディションに受かり、歌手として活動し始めたのに注目したいですね。梅子の兄・竹夫(小出恵介)との恋の行方も気になるところだが、叔父の陽造(鶴見辰吾)が「あんた(あかね)はもっと大きな店に行った方がいい。銀座とか」なんて言ったりしてるところを見ると、この先、江利チエミあたりをモデルにした大歌手に成長する──なんて展開があるかも? と思ってみたり。
ところでmixiの「梅ちゃん先生コミュニティ」には時代考証とか、脚本・演出に対してツッコミを入れるというトピックがあり、少し前その中に「中学もまともに行ってなさそうなあかねが、英語の唄をあんなに流暢に唄えるはずがない」「最低でも中学英語の習得は必要なはず」という趣旨の書き込みがあった(現在は削除されているようだ)。ちなみにエイベックスの音楽パフォーマンス・グループAAAのメンバーでもある宇野実彩子ちゃんは、中学生の時イギリス留学の経験があるとか(←Wikipediaより)。しかし、どうなんでしょうね。かの美空ひばりは演歌や和製ポップスだけでなくジャズのスタンダードも英語で唄っているけれど、英語の読み書きや会話はまったく出来なかったと聞く。にも関わらず、それを予備知識ナシに耳にしたフランク・シナトラが「この歌手はアメリカ人に違いない!」と断言したとか。 まあ、この辺は伝説に近いので何処まで本当のことなのかは判らないが、ひばりサンには、どんな唄でも一回聞いただけで完璧に覚えて唄いこなしたなんていう逸話もあるらしい。まあ、歌手というのはそれだけ「耳のいい」人達なんだと思う。僕は80年代の後半ロックのPVを撮っていた時期があって、何度かスタジオに入ったことがあった。レコーディングにはレギュラーのバンドだけじゃなくて、ギターのオーバーダブやコーラスを入れにゲストのミュージシャンが来る時がありますよね。マネージャーや事務所の人が事前にテープを渡してたりするんだけれど、けっこうみんなちゃんとは聴いて来なくて、ミキシング・ルームで1回プレイバックしただけで、「うん、判った。やってみよう」なんて言ってスタジオ入りし、1発でOKテイクを録ったりしてた。 かく言うワタクシも「コーラスで人手が足りないから、トーラくんも入ってよ」なんて言われ、他のミュージシャンに交じって恐る恐るマイクの前に立ったりしたワケですが、金魚鉢のディレクターから「何ンかさあ、一人だけ音外れてない?」なんて注意されたものでした(涙)。ではまた明日。
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